DTI SIMの評判、料金プラン、キャンペーンなどの情報まとめ

DTI SIMは株式会社ドリーム・トレイン・インターネット（DTI）が提供している格安SIMです。

基本のプラン料金も安く半年間無料で使えるお試しプランも用意されているため、半年～1年単位でのコストパフォーマンスの良さは格安SIMの中でもトップクラスです。

またネットと通話両方の使い放題を格安SIMで初めて提供したり、半年間のお試しプランやYouTubeとTwitterがカウントフリーになるプラン、ポケモンGoがカウントフリーになるオプションなどの特色あるサービスを展開しています。

この記事ではDTI SIMの料金や評判、キャンペーンなどの情報をまとめました。

格安SIMを検討する際の参考にお使いいただければ幸いです。

DTI SIMのプランとオプションサービスの料金

DTI SIMのプランと料金は以下のようになっています。

DTI SIM基本プラン・料金

初回契約時限定プラン料金

SMS手数料

事務手数料

どのプランも月額料金が安く3GBプランのデータ/+SMS、10GBプランはデータだけでなく音声SIMも含めて格安SIM最安値、1GBの音声SIMも最安のFREETELより1円高いだけの準最安価格です。

さらに初めて契約する人限定でデータSIMの3GBが半年間無料になる「データ半年間お試しプラン」があり、音声SIMと5分のかけ放題がセットになった「でんわ定額プラン3GB」も初回契約限定でかけ放題オプションに相当する料金が半年間割引されます。

特に「データ半年間お試しプラン」は6カ月無料で使った後に解約しても違約金などは発生しませんのでかなりお得です。(ただし割引は利用開始翌月からの適用。開始月は日割りで請求される)

一方「でんわ定額プラン3GB」の方は12カ月以内の解約やデータSIMへのプラン変更で違約金が発生するほか、3GB以外のデータ容量に変更してもかけ放題オプションの解約はできないため、最低1年はかけ放題オプションを使う人でないと割高になりかねませんので契約の際はご注意ください。

また、この基本プラン以外にDTI見放題SIMとそのルーターセットという特殊なプランがあります。

DTI見放題SIMはYouTubeとTwitterのデータ通信が使用量にカウントされず見放題になるプランで、ルーターセットはDTI見放題SIMとモバイルルーターがセットになったプランです。

普段YouTubeとTwitterのデータ使用量が多いために15GBなどの大容量プランを使っている人であれば、DTI見放題SIMにすることで安く運用できます。

DTI SIMの回線はドコモ回線を使用しており、SIMフリースマホおよびドコモの端末であればそのまま差し込んで使えます。

また、auとソフトバンクの携帯もSIMロック解除を行うことで使用でき、テザリングもSIMフリースマホであれば可能です。

一方ドコモのスマホの場合は、Android端末ではテザリングができませんのでご注意ください。

DTI SIMのオプションサービス

データ関連

• 容量チャージ(500MB/380円、1GB/600円)

高速通信のデータ容量を拡充するデータチャージは500MB/380円、1GB/600円となっています。月額料金が安いだけあって、容量チャージも比較的安く利用できます。

追加した容量は購入翌月に繰り越して使うことができます。ただしネット使い放題プランは無制限に使えるプランなので購入や容量の繰り越しはできません。

また、ノーカウントオプション利用中はチャージした分を含めてデータ容量の繰り越しが出来ません。

通話関連

• でんわかけ放題（月780円）
• 留守番電話(月300円)
• キャッチホン（月200円）
• 転送電話(無料)
• 国際電話(無料)
• 国際ローミング(無料)

DTI SIMには通話定額オプションとして「でんわかけ放題」が用意されています。

でんわかけ放題は1回5分以内の電話が何度でも無料で出来るオプションで、短い通話を何度も行う人におすすめです。

しかも他社の定額オプションと違い専用アプリを使わなくても良いので手間がかかりませんし、通話品質も良いです。

逆に他社ではよくある無料で使えて通話量が半額になるような通話アプリがないため、月に780円分＝20分弱に満たない程度の電話をする人で通話料金を抑えたい人はFREETELの「だれでもかけ放題」アプリを使うのも一つの方法です。

その他では留守番電話、キャッチホン、転送電話といった基本的なオプションを用意しています。

その他

• music.jp(月500円)
• DTI SIM スマホレンタルオプション(事務手数料2,000円、月3,600円)
• DTI SIMコンテンツパック (1,220円)
• ノーカウント(月0円)

DTI SIMのその他のオプションではエンタメ総合配信サイト「music.jp」が利用できるものや、複数の有料アプリがお得に使える「コンテンツパック」などもありますが、特に注目したいのが「スマホレンタルオプション」と「ノーカウント」です。

スマホレンタルオプションは月額3,600円でiPhoneをレンタルできるオプションです。

その時点で最新のiPhoneを1年間レンタルし、1年後にはその端末を購入するか、さらに新しい端末へ変更するか、もう1年レンタルを継続するかを選択することができます。

常に新しい端末を持つことが出来るので、1年くらいでスマホを乗り換える人なら無駄なく最新の端末を使い続けることが出来るのですが、新しい端末に変更した場合それまで使っていた端末は返却しなくてはなりません。

当然それまで払っていたお金も返ってきませんので、1年で4万円以上のお金を払っても最新のiPhoneを使い続けたいという人向けのサービスとなっています。

ただし2017年6月現在は品切れのため、申し込みの受け付けは一時停止されています。

ノーカウントオプションは5GBプランに無料で付与できるオプションで、大人気ゲーム「ポケモンGo」のデータ通信量がカウントされなくなり、プレイし放題になります。

5GBプランだとゲームをし過ぎると速度制限にかかる恐れがありますが、ノーカウントオプションならポケモンGoをどれだけプレイしても通信量を消費しないため、ポケモンGoをメインでプレイする人や、ポケモンGo専用のサブ端末で使いたい人におすすめです。

ただし、ノーカウントが提供されるのは2018年1月31日までとなっています。

DTI SIMの回線速度は速い？遅い？

DTI SIMの通信速度は、当サイトの計測ではあまり速くありません。

朝の時間帯は比較的速い速度で安定していますが、混雑しやすいお昼や夕方はかなり速度が低下していますし、夜間も速い時もあれば遅い時もあり安定しません。

とくにネット使い放題プランは格安で無制限プランが使える代わりに速度は他のプランよりもやや遅めなようです。

設備増強を積極的に行うなど、速度を改善するための努力は行われているようですが、通信速度を重視する場合は注意してください。

DTI SIMを含む格安SIM各社の回線速度比較については以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-5/”]
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-4/”]
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-3/”]

DTI SIMの評判ってどうなの？

DTI SIMは月額料金については評判がかなり良いです。

とくに格安SIMの中でも最も人気がある3GBプランはデータプランとデータSMSプランで業界最安、音声プランも最安に近い値段で、とにかく安く利用したい人から人気です。

また、ネット使い放題プランも高速通信容量が無制限のプランとしては破格の安さです。

逆に速度についてはやはり評判は良くありません。

回線が混雑する時間帯はやはり遅いようですし、環境によっては朝や夜間も遅い場合もあるようです。

あくまでも料金の安さが売りであり、それを求める人であれば満足できる格安SIMと言えます。

DTI SIMのメリット・デメリット

DTI SIMのメリット

• 月額料金が安い
• 半年間無料でお試しできる
• 使い放題プランが格安で使える
• YouTubeやTwitter、ポケモンGoが使い放題
• DTI光とセットで月額料金が150円割引

DTI SIMのメリットは月額料金が安いことです。

3GBのデータプラン、データSMSプラン、そして10GBの全プランが業界最安値で、他のプランも最安値に近い安さなので、1GB、3GB、10GBのデータ容量で安く運用したい人にはおすすめです。

しかもDTI SIMを初めて利用する場合は「半年間のお試しプラン」を利用でき、3GBのデータおよびデータSMSプランは半年間無料、5分間のかけ放題オプションがついた3GBでんわ定額プランは格安の1,480円で利用できます。

データ通信専用のプランであれば初期費用以外は一切かからずに半年も利用でき、無料期間中にやめても違約金がかからないので、初めて格安SIMにする人やこれからDTI SIMに乗り換えようと思っている人でも安心して利用することができます。

先月登場したばかりのDTI見放題SIMも、YouTubeとTwitterがメインのユーザーであればかなりお得になります。

例えば普段15GBや20GBのプランを契約している人でも、そのほとんどがYouTubeやTwitterである場合は容量が7GBのDTI見放題SIMに置き換えることで通信費を節約することができます。

また光インターネットのDTI光を同時に契約していると料金が150円引きになりますので、別々の会社を使っている場合はつにまとめてしまえばより安く運用できます。

DTI SIMのデメリット

• 通信速度が遅い
• 端末保証などのサポートオプションは一切ない
• 無料で使える音声通話アプリはない
• SIMカードを返却しないと手数料がかかる
• SIMカードと端末のセット販売がない
• 実店舗もなし
• 短時間に大容量のデータ通信を行うと速度制限にかかる

DTI SIMは月額料金が安いですが、その分サービス内容では他社に劣るところもあります。

とくに故障した端末の保証やセキュリティソフトといったサポートオプションがほとんどありません。

最近では格安SIMでも大手キャリアのように故障した端末の修理や交換ができたり、ウィルスソフトなどのセキュリティソフトが利用出来たりとオプションが充実しているところが多いです。

また、SIMカードと端末のセット販売も一切ありません。

DTI SIMを利用する場合はもともとキャリアで購入したスマホをそのまま使う、SIMフリースマホを購入するなどして自分で端末を用意する必要があります。

料金が安い分しょうがないのかもしれませんが、サポートや保証関連のサービスにももう少し力を入れてほしいですね。

DTI SIMは5分間のかけ放題オプションは用意されていますが、他社のように無料で使えて通話料が半額になる音声通話アプリは用意されていません。

5分かけ放題オプションは短い通話をたくさんする人にはお得ですが、5分を過ぎると通常通り20円/30秒の通話料がかかるので長い電話が多い人だと通話料が高くなってしまいます。

5分以内の通話が多い人にはおすすめですが、それ以上の通話をする人や逆に月10分も使わないような人だとコストパフォーマンスが悪くなるため、IP電話を使ったり、どの格安SIMでも使えるFREETELの音声通話アプリを利用するといった方法の検討も必要です。

DTI SIMで気を付けないといけないのは解約した後にもあります。

DTI SIMは解約をした後にSIMカードを返却しないといけません。

SIMカードを返却しないといけないのは珍しくありませんが、DTI SIMの場合は規定日までに返却しないと3,000円の手数料がかかります。

解約後はそのままにしてしまう人も多いですが、DTI SIMでは必ずSIMカードを返却するようにしましょう。

DTI SIMの現在実施中のキャンペーン(2017年6月現在)

DTI SIMでは2017年6月現在はキャンペーンを実施していません。

DTI SIMで取り扱い中の端末

DTI SIMは端末を一切取り扱っていません。

iPhoneをレンタルできるオプションはありますが、他社のようにSIMカードと端末のセット販売は一切行っておらず、それまで使っていたキャリアの端末を利用するか、新しくSIMフリースマホを購入する必要があります。

DTI SIMでiPhoneは使える？など移行に関する情報

DTI SIMの申し込みはインターネットのみで可能です。

コスト削減のため、DTI SIMは実店舗を持っておらず、手続きなどはすべて自分でする必要があります。

電話などでサポートは受けられますし、手続きや設定も決して難しくありませんが、自信のない人は詳しい人に助けてもらうか、実店舗で契約できる格安SIMを選んだほうが無難です。

移行については、DTI SIMはドコモ回線を利用する格安SIMなので、SIMフリースマホもしくはドコモ系端末であればそのままDTI SIMのSIMカードを挿すだけで完了です。

APN設定などをする必要がありますが、付属の説明書を見るだけで簡単に行えます。

iPhoneについてもSIMフリーおよびドコモのものであれば問題なく利用できますし、auとソフトバンクのものでもiPhone 6s以降の新しい端末であればSIMロックを解除することでDTI SIMでも利用できます。

DTI SIMのまとめ

DTI SIMはデータの3GBや通話の1GBプラン、使い放題プランのコストパフォーマンスがいい格安SIMです。

通信容量が少ないユーザーでもデータ容量を気にせず使いたいヘビーユーザーでも格安で利用することができます。

初めてDTI SIMを利用する人であればデータSIMを最大半年間無料で試すこともできるため、少しでも気になる人や現在大手キャリアで格安SIMに乗り換えたいという人は、お試しプランを使ってみると良いでしょう。

YouTubeとTwitterが使い放題のDTI見放題SIMと、ポケモンGoがし放題のノーカウントも、対象のサービスをメインに利用するユーザーであれば通常よりデータ容量が少ないプランで運用できるためおすすめです。

ノーカウントに関しては提供期間および申し込みできる期間が決まっているので、利用したい場合は早めに申し込みましょう。

料金面でメリットの多いDTI SIMですが、サポートや端末関連のサービスではやや物足りなさを感じます。

通信速度は遅めですし、端末保証などのサポートオプションやキャンペーン、端末のセット販売などは一切ありません。

こうした得手不得手を理解した上でデメリットがそれほど問題ないと感じられるのであれば、DTI SIMはかなり魅力的な格安SIMといえるでしょう。

DTIへの申し込みは以下のリンクから可能です。

参考：DTI SIM(公式)

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]

主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]