ASUS ZenFone Zoom Sが6月23日に発売！デュアルカメラ、2.3倍の光学ズーム搭載機種

台湾のASUSは日本のSIMフリースマホ市場では最大の販売数を誇るメーカーで、その中核を成すのがZenfoneシリーズです。

去年発売されたZenFone3を皮切りに、多くのバリエーションが市場に投入されています。

そしてまた新たな一台、ZenFone Zoom Sが発売されます。

今回は最近の潮流であり、ZenFoneシリーズでは初めてデュアルカメラを搭載した意欲作となっています。

この記事ではZenFone Zoom Sについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。

端末選びの参考にしていただければ幸いです。

ZenFone Zoom Sのスペック

ZenFone Zoom Sのスペックは以下の通りです。

まずSoCはQualcommのSnapdragon 625。2.0GHzの8コアCPUです。

無印ZenFone3などに搭載されているミドルハイスペックのSoCで、ゲームなども含め大抵の操作にはストレスなく動作します。

メモリは4GB、ストレージは64GBで十分な容量を搭載しています。

ディスプレイは5.5インチのフルHD(1920×1080)有機ELディスプレイとなっています。

有機ELディスプレイは液晶よりもコントラストや色表現に優れていることから、普段の使用は元より撮影した写真を確認するのにも威力を発揮します。

加えてバッテリー容量は5,000mAhとかなり多く、1日数時間の使用であれば2日は充電しなくとも問題ないでしょう。

休日など外出先で多くの写真を撮影しても十分余裕のあるバッテリー容量となっています。

スペックはSoCはZenFone3と同じミドルハイですがそれ以外はハイスペックな中身となっていて、ZenFone Zoom Sの売りである写真撮影を十分楽しめるように全体のスペックがデザインされているのがわかります。

ZenFone Zoom Sのカメラ性能など機能面について

ZenFone Zoom SのカメラはZenFoneシリーズとしては初となるデュアルカメラを採用していて、1200万画素のカメラを2つ搭載しています。

デュアルカメラはiPhone7以後Andorid端末にも搭載されるようになってきていますが、大きく分けて2種類の方式があります。

一つはiPhone7の方式で、異なる焦点距離を持つカメラを2つ搭載し、光学ズームを実現しているものです。

もう一つはHUAWEIのP10などに搭載されている方式で、カラーとモノクロのセンサーをそれぞれに搭載することでディティールに優れた写真を撮影することが可能です。

ZenFone Zoom Sの場合はiPhone7と同じ方式で、25mmの広角レンズと59mmの望遠レンズを搭載しており、2.3倍の光学ズームを実現しています。

また広角レンズはF1.7の明るいレンズで暗い場所での撮影にも強く、光学式手振れ補正もサポートしてるほか、デジタルズームや電子式手振れ補正にも対応しています。

さらに自撮り用のインカメラも1300万画素のものを搭載しているなど、まさにZenFoneシリーズ最強のカメラ性能を持った機種と言えるでしょう。

スマートフォン全体でももちろんトップクラスの性能です。

カメラ機能以外では、センサー類では指紋認証センサー、ジャイロセンサーを搭載していてポケモンGOのAR機能も使えます。

対応バンドはauの3G帯以外のドコモ/au/ソフトバンクに対応しており、auVoLTEにも対応しているので格安SIMを選ばない運用が可能です。

SIMスロットは2つあり、3GとLTEのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)にも対応しています。

防塵、防水、おサイフケータイには非対応です。

ZenFone Zoom Sのメリット・デメリット

ZenFone Zoom Sのメリットは以下の通りです。

• ほぼハイエンドクラスの性能
• デュアルカメラ搭載
• 有機ELディスプレイ搭載
• 大容量バッテリー
• DSDS対応
• ドコモ/au/ソフトバンクの周波数に対応

ZenFone Zoom SはSoCこどミドルスペックですが、それ以外の部分はカメラ機能を筆頭にかなりの豪華仕様となっています。

大容量バッテリーに有機ELディスプレイ、ストレージ容量も十分な容量があり、機能的にもDSDSやau VoLTEへの対応などSIMフリースマホに求められるものはほぼ入っています。

また日本の三大キャリアの周波数に対応しているため、格安SIMを選ばない運用が可能です。

ZenFone Zoom Sのデメリットは以下の通りです。

• 6万円弱の価格
• 防塵・防水・おサイフケータイ非対応

ZenFone Zoom Sは前述の通り豪華仕様ということもあり、税抜きで54,800円、税込価格だと6万円弱になります。

値段相応の仕様ではありますが、SoCは無印ZenFone3など現状3万円台の機種にも搭載されているものなので前述のメリット部分にそれほど魅力を感じないのであれば、割高に感じてしまうでしょう。

また防塵・防水・おサイフケータイにも非対応なので、これらの機能が欲しい人は国内メーカーのスマホを購入しましょう。

ZenFone Zoom Sの発売日と価格

ZenFone Zoom Sは税抜54,800円(税込59,184円)で6月23日に発売予定です。

販売は家電量販店やASUS Shopなどのネットショップ、格安SIMでは現在IIJmioで取り扱いを開始しています。

IIJmioではZenFone Zoom Sを含む対象機種の購入で最大8,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中で、ZenFone Zoom Sは5,000円のキャッシュバックを受けられます。

参考：IIJmio

まとめ

ZenFone Zoom Sはデュアルカメラに有機ELディスプレイ、大容量バッテリーを搭載した写真撮影を存分に楽しめる一台です。

DSDSや対応周波数も広く、SIMフリースマホとしての使い勝手と機能を高いクオリティで両立しています。

引き換えに価格もハイスペックに近い価格ではありますが、値段に見合わないものではありません。

スペックと機能に魅力を感じる人であれば、価格に十分見合った使えるスマホとなるでしょう。

ZenFone Zoom Sは家電量販店やネットショップ、以下の格安SIMなどで取り扱いを開始しています。

参考：公式サイト

取り扱い1：ASUS Zenfone Shop
取り扱い2：IIJmio

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%8111%E9%81%B8%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%81%E3%80%902016/”]

現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]

主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]