Android One S1はY!mobileから発売されている「Android One」ブランドのスマホです。
Android OneとはAndroidの開発元であるGoogleが各メーカーと協力して開発しているスマホブランドで、素に近いOSが入っていて余計なアプリのないシンプルな構成が特徴です。
またOSのアップデートが保証されており、最新のAndroidを他のメーカーの端末よりも早く体験できます。
この記事ではAndroid One S1について性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
Android One S1のスペック
Android One S1のスペックは以下の通りです。
機種名 | Android One S1 |
---|---|
ボディカラー | ホワイト、ブラック、 ピンク、ターコイズ |
サイズ (H×W×D) | 約 143mm×69mm×8.0mm |
重量 | 約 134g |
OS | Android 7.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 430 1.4GHz+1.1GHz 8コア |
メモリ/ストレージ | RAM 2GB/ ROM 16GB |
外部メモリ | microSDXC( 最大 256GB) |
ディスプレイ | 約 5.0 インチ IGZO液晶 |
解像度 | 1080 x 1920 ピクセル |
カメラ | アウトカメラ: 1310 万画素 インカメラ: 800 万画素 |
バッテリー | 2,530mAh |
SIM スロット | nanoSIM |
DSDS (2 回線同時待ち受け ) | × |
Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 a/b/g/n/ テザリング: ○ |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 |
NFC | × |
おサイフケータイ | × |
GPS | ○ |
防水 / 防塵 | 防水:IPX5/7 防塵:IP6X |
ワンセグ / フルセグ | × |
急速充電 | ○ |
価格 | 32,400 円 (2017年7月現在) |
Android One S1のスペックはエントリーとミドルの中間といったところです。
SoCはミドルクラスのSnapdragon 430、メモリは2GBなので普通に使う分には問題ありませんが、3Dゲームなどの負荷の大きいアプリは処理落ちなどで十分なパフォーマンスが得られないこともあるでしょう。
シャープが開発しているため実質的には国産スマホでキャップレスの防水・防塵機能を搭載していますが、ワンセグやおサイフケータイはついていません。
バッテリー容量は2,530mAhと特別容量が多い訳ではありませんが、消費電力の少ないIGZO液晶ディスプレイを搭載しているおかげで数字の印象よりも電池持ちはあります。
見た目も中身もシンプルに
Android One S1はデザインや内部構成も含め、とにかくシンプルなのが特徴です。
前面はロゴや物理ボタンなどが一切なく、背面もシャープとandroid oneのロゴがあるだけです。
中身も素のAndroidに近い状態になっており、一般的なキャリア製端末のように余計なアプリがプリインストールされていることもありません。
メモリ容量などを余計なアプリにとられないのでスマホの動作も軽くなりますし、自分に必要な機能だけを入れることができるというメリットがあります。
プリインストールされているアプリもGoogle関連のアプリがほとんどで数も少なく、アンインストールできない無駄なアプリがほとんどないのはうれしいですね。
Android One S1のメリット・デメリット
Android One S1のメリットは以下の通りです。
- 最新のOSが使える
- 3日間を越える電池持ち
- キャップレス防水・防塵対応
Android One S1は発売から18ヶ月間に最低1回以上のOSアップデートが保証されていて、その間に新しいバージョンが登場した場合すぐにアップデートすることができます。
また発売から最低2年間はセキュリティアップデートも保証されているので、安心して使うことができます。
バッテリー容量は他機種と比べて多いというわけではありませんが、省エネのIGZO液晶ディスプレイを搭載しているので、3日間を越える電池持ちを実現しています。
シャープ製ということもあり防水・防塵対応しているのもメリットといえるでしょう。
Android One S1のデメリットは以下の通りです。
- 一括購入の価格が割高
- SIMフリー端末ではない
- ワンセグ、おサイフケータイ非対応
Android One S1はいわゆるミドルスペックではありますが、最近発売されたモデルと比べると性能が低く、どちらかというとエントリースペックよりです。
しかしワイモバイルでの一括購入価格は税込32,400円となっており、同じ価格帯でもっと性能が高いスマホは数多くあります。
またワイモバイル向け端末なのでSIMフリーではないのもデメリットです。
ワンセグとおサイフケータイも搭載していません。
これらの機能は使う人がどれだけ必要かで評価が変わりますが、おサイフケータイは利便性が高く利用している人も比較的多いので、できれば搭載してほしかったところです。
Android One S1の価格
Android One S1の価格は2017年7月現在は一括払いのみの販売となっており、税込32,400円となっています。
分割購入ができたは割引が適用されるため実質負担は0円~1万円程度だったのですが、現在は一括購入しかできないためスペックから感がると割高感があります。
Android Oneという規格に魅力を感じる人でなければ、価格に見合ったメリットは見いだせないかもしれません。
まとめ
Android One S1はAndroid Oneブランドのシンプルなスマホです。
機能は標準のAndroidに近く、無駄な機能やアプリがほとんどなくてすっきりしており、自分好みにカスタマイズできます。
発売から一定期間はOSやセキュリティのアップデートが保証されているので長期間安心してスマホを使いたい人におすすめです。
防水・防塵に対応している反面スペックは同じ価格帯のものよりも弱いので、メイン端末として使う場合は性能面での割り切りが必要でしょう。
Android One S1はワイモバイルで取り扱い中です。
取り扱い:Y!mobile(ワイモバイル)
2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%8111%E9%81%B8%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%81%E3%80%902016/”]
現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]
主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]