arrows M04+見守り機能！TONE m17が発売

TSUTAYAグループのTONEモバイルは、シンプルなプラン料金と見守りサービスなど子供やお年寄りをターゲットにした戦略が特徴の格安SIMです。

TONEモバイルはこれまでも中国メーカーのOEM品を主に独自の端末をリリースしてきましたが、8月1日より新端末のTONE m17が発売されました。

今回は開発が国内メーカーの富士通となり、arrows M04をベースに防水・防塵・ワンセグ・おサイフケータイに加えてTONE独自のアプリを搭載した端末になっています。

この記事ではTONE m17について性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。

端末選びの参考にしていただければ幸いです。

またarrows M04については以下の記事にまとめています。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/arrow-m04/”]

TONE m17のスペック

性能的にはエントリークラスに位置しており、ブラウジングやLINEなどの軽い操作であれば問題ありませんがゲームなどの重いアプリの動作は厳しいでしょう。

RAMは2GB、ストレージは16GBと少なめで、メインで使うのであればmicroSDでの増設は必須でしょう。

ディスプレイやバッテリーも現在の平均的な性能からすると少し下回ります。

TONE m17はスペック的にはarrows M04とほぼ(というか全く)同じでエントリークラスの性能となっています。

スペック比の価格は割高ですが、総合的な評価はarrows M04と同様防水などの機能を加味する必要があるでしょう。

TONE m17のカメラ、防水性能などの機能面について

TONE m17はカメラなどの機能面においてもarrows M04と同じです。

まずカメラは背面が1310万画素、前面は500万画素でエントリーとミドルクラスの中間程度の性能です。

カメラ以外のセンサー類では指紋認証センサーはなく、ジャイロスコープもM04同様明記されていませんが搭載されている可能性が高いです。

おサイフケータイとワンセグ、NFC、防水・防塵機能に対応しており、ハンドソープで丸洗いできます。

またMIL規格という米国防総省の制定する防水・防塵・対衝撃性能などのテストに23項目合格しており、水や塵だけでなく衝撃にも強くなっています。

TONEの独自機能、見守り関連について

前述通りTONE m17はスペック、機能ともarrows M04とほぼ同じで、スペック表などからは違いが見られません。

しかし、TONEは初心者や低年齢層に配慮したサービスが用意されており、それをこのTONE m17でも利用することが可能です。

まず一つは見守り機能。

今回主婦層向けの雑誌「VERY」とコラボして、子供に持たせる親の目線から新たに機能が追加されました。

それが「TONE×VERY宣言」と題されたもので、12才以下の子供が利用する場合、初期設定で夜10時から朝6時までの間スマホがロックされるというものです。

スマホの使い過ぎやSNSでのトラブルなどを防止できるので、安心して子供に与えることができます。

またジオロック機能ではGPSの現在地に応じて特定の場所(例えば学校内)で特定のアプリを使えなくすることが可能です。

もちろんこれらの制限は必要に応じてOFFにもできるため、子ども以外の人が利用する場合でも問題ありません。

その他にもTONEは見守り機能が充実しており、GPSを使った現在位置の確認やインターネットのフィルタリング、アプリごとに実行やインストールの制限が可能など、「親が安心して子供に持たせられるスマホ」としてのサービスは格安SIMでも一番です。

TONE m17のメリット・デメリット

TONE m17のメリットは以下の通りです。

• TONEの見守り機能が使える
• 防水・防塵・耐衝撃性能
• ワンセグ・NFC・おサイフケータイ対応
• ドコモ/au/ソフトバンクの周波数に対応？

基本的な性能はベースとなるarrows M04と同じm17ですが、TONE独自の見守り機能が使えるのは大きな違いの一つです。

端末の独自機能ではなくTONEのサービスですが、TONEはSIMのみを買う事ができないので実質的に端末とセットの機能になっています。

また高い防水・防塵・耐衝撃性能があることは、子どもが持つ際に安心できる要素の一つです。

ワンセグやNFC、おサイフケータイにも対応しているので、子供以外のユーザーにも対応しています。

対応周波数についてはスペック表ではarrows M04と同じで、auの3G帯以外の3大キャリアの周波数に対応しています。

ただTONEはドコモ回線を使用しているためか、au VoLTEに対応しているかどうかは明記されていません。(arrows M04は対応)

そのため他社のSIMを挿して使う場合、au系の格安SIMが使えるかどうかは未知数となっています。

TONE m17のデメリットは以下の通りです。

• 価格からするとスペックが低い

TONE m17のデメリットもarrows M04と同じで、エントリークラスのスペックからすると3万円半ばの価格は割高です。

防水やおサイフケータイ、見守り機能など性能面以外の機能が充実しているので、一概に高いとは言えませんがスマホのヘビーユーザーには向きません。

TONEはスマホ初心者や低/高年齢のユーザー向けの格安SIMなのでヘビーユーザーが選ぶ可能性は低いですが、スペックよりも必要な機能があるかどうかがこの端末を選ぶ基準となるでしょう。

TONE m17の価格と発売日

TONE m17は34,800円にて8月1日より発売中です。

スペックよりも防水、ワンセグ、おサイフケータイなどの機能に加え、TONEの見守り機能が必要な人にとっては高い価格ではないでしょう。

取り扱いはTONEモバイルのみで、現在機種変キャンペーンを実施中です。

TONE m17のまとめ

TONE m17はスペックは低めですが防水・防塵・耐衝撃性能といった堅牢さにTONEの見守り機能を加える事で「最強の見守りスマホ」と呼べる一台となっています。

子ども、もしくは両親など見守り機能と初心者向けサポートを必要としている人にとっては検討に値する端末ではないでしょうか。

TONE m17はTONEモバイルで現在発売中です。

• 取り扱い：トーンモバイル

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