日本のSIMフリースマホ市場で最大の販売シェアを誇るメーカーが台湾のASUSです。
その中心的な役割を担っているZenfoneシリーズはハイスペックモデルからミドル、エントリーモデルまで幅広い性能のものがリリースされており、どの機種も人気を集めています。
そんなZenfoneシリーズにまた新たな一台が加わりました。
今回は美人エフェクトLiveという自撮り向きの機能を搭載したエントリーモデルとなっています。
この記事ではZenFone Liveについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。
端末選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
ZenFone liveのスペック
ZenFone liveのスペックは以下の通りです。
機種名 | ASUS ZenFone Live (ZB501KL) |
---|---|
ボディカラー | ネイビーブラック、ローズピンク、 シャンパンゴールド |
サイズ(H×W×D) | 約141.1×71.7×7.9mm |
重量 | 120g |
OS | Android 6.0.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 400 1.4GHz 4コア |
メモリ/ストレージ | RAM 2GB/ROM 16GB |
外部メモリ | microSDXC(最大128GB) |
ディスプレイ | 5.0インチ IPS液晶 |
解像度 | 1280 x 720ピクセル |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 2,650mAh |
SIMスロット | nanoSIM x 2※ |
通信 | FDD-LTE:Band1/3/8/18/19/26/28 TD-LTE:Band41 3G(W-CDMA):1/6/8/18/19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
DSDS (2回線同時待ち受け) | × |
Wi-Fi / テザリング | IEEE 802.11 b/g/n |
GPS | ○ |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
加速度センサー | ○ |
近接センサー | ○ |
指紋認証センサー | × |
ジャイロスコープ | × |
おサイフケータイ | × |
防水/防塵 | ×/× |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
NFC | × |
希望小売価格 | 19,800円(税抜) |
※SIMスロットの一つはmicroSDスロットと共用
まずSoCはQualcommのSnapdragon 400。1.4GHzの4コアCPUです。
ZenFone5など2014~2015年に発売された機種に搭載されているSoCで、当時はそこそこの性能だったのですが今となってはブラウジングやLINEなど負荷のかからないアプリを動かすので精一杯といったところです。
メモリは2GB、ストレージは16GBでこちらも必要最小限。
ディスプレイは5インチの液晶ディスプレイで解像度は1280×720となっています。
バッテリー容量は2,650mAhとこのスペックにしてはまあまあですが、動画配信を数時間単位でできるほどではありません。
基本的なスペックはZenfone5に近い構成で、カメラとバッテリーをグレードアップしたような構成となっています。
ZenFone Liveのカメラ性能や美人エフェクトliveなど機能面について
ZenFone Liveのカメラは背面1300万画素、前面500万画素となっていて、全体的なスペックと価格からすると高い性能です。
この機種の売りとなる「美人エフェクトLive」は前面カメラで動画を撮影、配信する際にリアルタイムで肌の補正ができるというもので、動画と写真どちらにも適用できるため自撮り写真も明るく美しい肌で撮ることができます。
カメラ機能以外では基本的なセンサー類はあるものの、ジャイロスコープや指紋認証センサーはありません。
対応バンドはauの3G帯以外のドコモ/au/ソフトバンクに対応しており、auVoLTEにも対応しているので格安SIMを選ばない運用が可能です。
SIMスロットは2つありますが、3GとLTEのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には非対応です。
防塵、防水、おサイフケータイ、NFCにも対応していません。
ZenFone Liveのメリット・デメリット
ZenFone Liveのメリットは以下の通りです。
- 2万円弱の価格
- 美人エフェクトLiveで補正しながらの配信が可能
- ドコモ/au/ソフトバンクの周波数に対応
ZenFone Liveは2万円弱という買いやすい価格です。
過去機種のZenFone Goは現在もほぼ同じ価格で販売されているので、リニューアルして値段は据え置きと考えるのがいいかもしれません。
ZenFone Liveの売りの美人エフェクトLiveはインスタグラムなど自撮り写真や動画を上げる人には便利な機能です。
また日本の三大キャリアの周波数に対応しているため、格安SIMを選ばない運用が可能です。
ZenFone liveのデメリットは以下の通りです。
- スペックが低い
- ジャイロスコープ非搭載
- 防塵・防水・おサイフケータイ非対応
ZenFone liveは前述の通りカメラとバッテリー性能は上がっているものの、それ以外はほぼZenFone 5と同等です。
日進月歩のスマホ界で3年前の機種と同じ性能というのは型落ち感は拭えません。
決して使えないわけではないのですが、初心者やライトユーザー向けの端末としての利用に留まるでしょう。
現在の機種ではほぼ基本装備のジャイロスコープがないので、ポケモンGOをする人などにはデメリットとなります。
また防塵・防水・おサイフケータイにも非対応なので、これらの機能が欲しい人は国内メーカーのスマホを購入しましょう。
ZenFone Liveの発売日と価格
ZenFone Liveは税抜19,800円(税込21,384円)で7月14日に発売予定です。
販売は家電量販店やASUS Shopなどのネットショップ、格安SIMでは現在IIJmioで予約受付中です。
IIJmioではZenFone Liveを含む対象機種の購入で最大8,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。
参考:IIJmio
7/19からBIGLOBEでも取り扱いを開始しました。
BIGLOBEでは当サイト限定のキャッシュバックキャンペーンも実施中ですので、購入を検討中の人はこちらもご覧ください。
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まとめ
ZenFone LiveはZenFone Goをリニューアルし、カメラ性能を上げた機種と言えるでしょう。
スペックには期待できませんが、外装はZenFone Goと比べてもスッキリとしているので第一印象は悪くありません。
ブラウジングやSNSくらいしかしない、という人であれば日常の使用には問題ないので価格面のメリットが大きくなるでしょう。
ZenFone Liveは家電量販店やネットショップ、格安SIMなどで取り扱いを開始しています。
参考:公式サイト
取り扱い1:ASUS Zenfone Shop
取り扱い2:goo SimSeller
取り扱い3:IIJmio
取り扱い4:BIGLOBE
取り扱い5:mineo
取り扱い6:OCNモバイルONE
2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
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