日本国内でスマートフォンが普及するきっかけとなったのがappleのiPhoneシリーズの人気に火がついたことでした。

iPhoneをはじめとするスマートフォンの爆発的な普及で、仕事でパソコンのディスプレイの光を浴び、プライベートでは、スマートフォンのディスプレイの光を浴び続けるいうのが、現代人のライフスタイルになってきつつあります。

そんな中で近年、目の疲れ、ドライアイ、首こり、肩こり、睡眠障害など様々な健康の不調を訴える人が増加しています。

諸説あるのですが、その不調を引き起こす原因であると考えられているのが、パソコンやスマホのディスプレイから発せられるブルーライトなのだそうです。

さまざまな体の不調の原因となるブルーライトとは?

ブルーライトとは、文字通り可視光線の中に含まれる青色の光のことで、パソコンのディスプレイやスマートフォンの液晶ディスプレイから発せられています。

ブルーライトは380~500ナノメートルの波長を持つ光で、400ナノメートル以下の波長の光が紫外線になるので、紫外線に近い波長を持っていることになります。

青系の短い波長の光は反射し散乱しやすく、目のちらつきで目の筋肉を酷使する結果となり疲れ目の原因となります。

海が青く見えるのはまさにこれで、波長の長い赤色の光は海中深くまで浸透していくのに対して、海面付近で反射する青系の光が目に飛び込んでくるからというわけですね。

他にも、寝る前にブルーライトを浴びると、睡眠に関与するホルモンである「メラトニン」の分泌量が抑制され、24時間周期のサーカディアンリズムに乱れが生じるという研究結果も出ています。

参考ページ:夜タブレット端末を見ることがメラトニンの分泌と生活リズムに影響(ブルーライト研究会)

ブルーライトカット商品が大ヒット

スマホやPCによる健康の不調を訴える人の増加や、このような研究結果などの背景があり、現在、さまざまな体調不良引き起こす「ブルーライト」をカットする商品やアプリが人気を集めており、多くのメーカーによって販売されています。ブルーライトをカットする商品には大きく分けて以下の3パターンに分かれます。

  1. ブルーライトをカットするメガネ(JINS、Zoffなどが販売)
  2. ブルーライトカットフィルム(家電量販店、携帯ショップで販売)
  3. ブルーライトカットアプリ(iOS・Android・PC)

ブルーライトカット眼鏡が累計500万本以上も売れている

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株式会社JINが展開しているメガネブランドの「JINS」が出したブルーライトを38%~50%カットするメガネである「JINS PC」を発売して以来、累計で500万本以上を販売しています。

専門の眼科医や、慶應義塾大学との共同研究の結果からも「JINS PC」の目の疲れに対する効果についての裏付けがしっかりとあるというのも購入者に安心感をもたらしたことと思いますが、やはりここまで売れたのはユーザーの口コミが大きかったのではないかと卍斎は考えます。

一部の専門家の間でブルーライトカットメガネに否定的な意見も

一部の専門家によると、ブルーライトは太陽光にも蛍光灯の明かりやテレビからだって出ているありふれたものだから、輝度(明るさ)自体を下げて調節すればいいだけで、ブルーライトをカットする専用の眼鏡など不要だし、眼精疲労に対する効果の程も疑問であるという意見もあるようです。

これは確かにもっともな話で、モニター自体の明るさを暗くすれば目の疲れは抑えられるだろうというのも納得です。

ですが、全体の明るさを30%~50%も暗くしてしまうと、色やディテールの詳細がわかりずらくなってしまうのです。

スマホでネット通販していると、写真も見づらいし色味が良くわからないといったことも起こるでしょう。LINEやFacebookでの写真の楽しみといったことも半減してしまうと思います。

その点、ブルーライトだけをカットしただけでは、モニターに表示されている画像のディテールはほとんど失われません。

なので、やはり輝度をそのままにブルーライトだけを30%~50%カットすることに意味があると考えています。

かくいう卍斎もPCを使う仕事をしているので、家に1本と職場で1本の合計2本の「JINS PC」を愛用しており効果を実感しています。

色々な意見があることは承知していますが、効果があるかないかを最後に決めるのは実際に試した自分自身なのです。

入手しやすいブルーライトカットフィルム

ブルーライトをある程度カットする機能のある液晶保護フィルムですが、携帯ショップやヨドバシカメラやビックカメラなどをはじめとする家電量販店で簡単に入手が可能です。

ブルーライトカットフィルムは、フィルムタイプのものから強化ガラスの高級な商品までバリエーションが豊富にあります。

基本的にはオーソドックスなフィルムタイプのものを選べば問題ないでしょう。

卍斎は高級な硬度の高いガラスフィルムを使ったことがありますが、意外と簡単にあっさり割れますのでおすすめはしません。

液晶保護フィルムはスマホの購入時の必ず貼るのが一般的なので、この時にフィルム自体にブルーライトカットの機能がついているものを選ぶのがスマートです。

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 ブルーライトをカットアプリもある

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ブルーライトをカットしてくれるアプリも有料、無料を含め、iOS、Android、PCとプラットフォームを問わず色々な商品が出ています。

卍斎のオススメは、ソースネクストの超ブルーライト削減 Vre.2です。

ダウンロード版は2,780円と有料ですが、一つのパッケージで10台まで利用可能。Windows/Mac/Android/iOSとマルチプラットフォームに対応しており種類、組み合わせを問わず自由に使えます。

無料版の同様のアプリと比較して、邪魔な広告も入らないですし、寝る時間に近くなると徐々にブルーライトのカット率をアップさせたりと、時間帯によって自動でカット率を変更してくれたりとかなり高機能なのが特徴です。

このようにブルーライトカットメガネ、フィルム、アプリなど様々な商品があります。

その効果については賛否両論ありますが、自分が実際に使ってみて効果を感じたので、卍斎はブルーライトカット商品に価値ありという立場をとっいます。

自分に合ったものを選んで、健康を維持しつつ楽しいスマホライフを過ごしていきたいですね。

SIMフリースマホ、格安SIMのまとめ

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

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