先日の記事では、2015年の末から2016年にかけて人気が出そうなコスパ最強の日本製のSIMフリースマホの2機種を紹介しました。
卍斎的には、コンビニやドラッグストア、ファミレスなどの支払いの際にあまりにも便利だということで、おサイフケータイが使えることがSIMフリースマホ購入の絶対条件の1つです。
先の記事で紹介した富士通の「allows arrows M02」、「gooのスマホg04」の2機種もおサイフケータイがバッチリ使えます。
しかし「allows arrows M02」が税込みで36,000円、「g04」が税込みで41,904円と価格帯がどうしても3万円台後半~から4万円台になってしまいます。
先日、友人と会った際に「注目のSIMフリースマホ2機種が出るよ!」と卍斎はオススメしてみたのですが、
「おサイフケータイやら防水・防塵とかいらないからもっと安いSIMフリースマホでおすすめないの?」
と聞かれ絶句してしまいました・・・。
「あ~1機種あったわ!ただし、日本品質で良ければ・・・」
ちょっと考えた後、卍斎に思い当たる機種があったので今回紹介しておきたいと思います。
目次
FREETEL SAMURAI MIYABI(FTJ152C-Miyabi)
freetel(プラスワン・マーケティング)が2015年の10月初旬に発売した「FREETEL SAMURAI MIYABI」です。
卍斎も発売日に梅田のヨドバシカメラに走りましたが、即完売して買えなかったというスマホです。
参考:FREETEL SAMURAI MIYABI(公式)
気になるスペックはこちら↓
モデル名(型番) | FREETEL SAMURAI MIYABI (FTJ152C-Miyabi) |
---|---|
サイズ 幅(W)×高さ(H)×厚さ(D) | 約72㎜ × 約142㎜ × 約8.2㎜ |
重量 | 約150g |
OS | Android 5.1 |
CPU | Quad core 1.3GHz |
メモリー | 2GB |
内部ROM | 32GB |
バッテリー容量 | 2,200mAh 取り外し交換可 |
外部メディア | microSD / microSDXC 最大128GB |
SIM | マイクロSIM×2 |
通信 ネットワーク周波数帯 | 2G/3G/LTE |
ディスプレイ サイズ | 約4.3インチ |
画面解像度 | 5.0インチIPS液晶 1280×720(HD) |
カメラ画素数(メイン/サブ) | 1300万画素/500万画素 |
テザリング | Wi-Fi 、USB 、Bluetooth |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0LE |
GPS | ○(A-GPS) |
加速度センサー | ○ |
近接センサー | ○ |
光センサー | ○ |
価格 | 19,800円(税抜) |
取り扱い | 全国のヨドバシカメラ、家電量販店 freetel公式サイト |
無駄な機能一切なし!19,800円の国産品質のSIMフリースマホ
「FREETEL SAMURAI MIYABI」の8つの注目すべきポイントをリストアップしてみましょう。
- Android5.1
- クアッドコアCPU
- メモリ2GB / ストレージ32GB
- 手ぶれ補正付きの1300万画素のカメラ
- 海外渡航にも便利なデユアルSIMスロット
- バッテリー交換可能
- 国産品質のSIMフリースマホ
- 19,800円(税別)
はい!おサイフケータイやら防水・防塵など無駄な機能は一切なしで2万円以内で買えます!
この価格でこのスペックは正直言ってあり得ないレベルです。しかも国産品質のSIMフリースマホです。
さっきから「国産品質」って何回も言ってるけどなんなの?って思ったかも知れません。
正確に言うと、他の国産メーカーのSIMフリースマートフォンなどは、企画、設計、品質管理は日本で行い、組み立てを中国で行います。
Freetelの場合は、企画、設計、生産は中国のスマートフォンメーカーが行い、品質管理をFreetelが行っています。
Freetelの中の人いわく 「エキスパートの技術者を雇用して中国の工場を徹底指導して国産レベルにまで品質を高めています」ということで、ぶっちゃけて言うとはクオリティを高めた中華スマホといった感じです。
国産と言わずに国産品質と微妙な言い回しをしているのはこのためです。
品質管理がスマートフォンのセキュリティレベルにまで及んでいるかどうかまではわかりませんが、企画、設計、生産、品質管理の全てを中国メーカーが自由に出来るいわゆる「中華スマホ」より遙かにマシでしょう。
ですが、その辺りを気にする人はやめておいてほうがいいかもしれません。
卍斎も確かにコスパには優れているとは思いますが、全面的におすすめはしない理由はここです。まぁ安い理由には何か裏があると考えた方がいいでしょうね。
中国製スマートフォンのセキュリティのリスクについて知らないという方は以下の記事を一度読んでみて下さいね。
【追記】案の定「FREETEL SAMURAI MIYABI」バックドア付きでした(泣)
ネットで中国と勝手に通信していると話題になっています。
ネットの記事の一部を引用すると
MIYABIにプリインストールされているアプリ「BeautyMakeup」が勝手に中国のサーバーと通信を行っていると2ちゃんねるで話題になっています。
さらに、FREETELが提供した機能向上・不具合修正のアップデートを適用すると、Moplusを使った中華アプリがインストールされるとのこと。
引用元の記事:FREETELのスマホ「SAMURAI MIYABI(雅)」、プリインストールの「BeautyMakeup」が中国と謎の通信、機密ログデータの読み取りも
あちゃ~すすめてしまった友人に土下座して誤ります・・・。m(_ _)m
FREETEL SAMURAI MIYABIの弱点!?
「FREETEL SAMURAI MIYABI」にも弱点はいろいろとあります。
「生産ロット数が少なすぎるので欲しいときに手に入らないこと」と、これはこの機種がそうだというワケでは無く、freetelの製品全般に見られる傾向、評判なのですが、「ロット毎に品質にばらつきがある」という2点です。
10月下旬にも2回目の出荷があるという話ですがロットの当たり外れはどうでしょうか?
そもそも購入できるかどうか(笑)
まとめ
2万円以内で買える国産品質のSIMフリースマホとしてはコスパ最強クラスの1台だというのは間違いありません。
無駄な機能を省いているので面白みに少々欠けるところはありますが、海外渡航の多い方やメインの機種は別で持っているけどサブ機が欲しいという方にも最適な1台ではないでしょうか。
中華スマホが絶対に嫌だっていう人には無理でしょうね。
やっぱりおサイフケータイは必須だよねと共感して下さる方はこちらもお読み下さい。
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2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。
色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。
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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。
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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。
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