2016年の前半にiPhone6sやXperia Z5などをドコモで購入した人はそろそろ2年縛りの更新時期です。

特に性能に不満がないのでしばらく今のままの端末を使ってもいいという人も多いと思いますが、そうなると気になるのがドコモの高いケータイ料金。

最新機種を使っているわけでもないのに毎月6千円~8千円、場合によっては1万円も取られるのは痛いですよね。

ケータイ料金を下げるのに一番のおすすめは、格安SIMに移行することです。

格安SIMは毎月の料金を2千円程度に抑えられるため、キャリアと比べ通信費の60~80%程度をカットすることができます

でも格安SIMが安いとは聞いているけど、どうやって移行したらいいかわからない‥とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな格安SIMの中でもキャッシュバックで1年間の料金のほとんどを相殺できるBIGLOBEモバイルを例に、移行の方法を解説します。

移行したいけどやり方がわからない‥という人は是非ご覧ください

ドコモからMNPで移行する場合の準備

ドコモから格安SIMに移行する際、今使っている電話番号をそのまま移行先でも使う場合は、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)の準備が必要です。

とはいえ手順そのものは簡単で、ドコモでMNP予約番号を発行してもらうだけです。

そしてBIGLOBEモバイルの契約時に発行してもらったMNP予約番号を入力して契約すれば、電話番号そのままで格安SIMに移行することができます。

MNPが完了した段階でドコモは自動的に解約となりますので、それ以上の手続きは必要ありません

逆に予約番号を発行しただけで移転先と契約しなければ、ドコモとの契約は継続になります。

発行しただけで電話が使えなくなったりはしませんのでご安心ください。

MNP予約番号はインターネット、電話、ドコモショップのいずれかで発行可能

MNP予約番号を発行するにはインターネット、電話、ドコモショップと3通りの手段があります。

おススメはインターネットで、受付時間が午前9時~午後9時30分と電話よりも長い上に待ち時間などが発生することもなく、自分の好きなタイミングで予約番号を発行することができます

ただインターネットでの手続きにはdアカウントにログインする必要がありますので、IDがわからなかったり新規登録するのが面倒という人は電話もしくはドコモショップがいいでしょう。

こちらは受付時間に制限があり電話は午前9時~午後8時までドコモショップは店舗の営業時間内に行く必要があります。

またドコモショップは休日などで混んでいると、長時間の待ちが発生することもありますのでお気を付けください。

それでは改めて、MNP予約番号の取得方法を順に紹介します。

インターネットからのMNP予約番号の発行

インターネットからは、my docomoの「ドコモオンライン手続き」から予約番号が発行できます。

参考:My docomo(ドコモ公式)

My docomoのページからドコモオンライン手続き(赤枠)をクリック

携帯電話番号ポータビリティ予約をクリックし、「お手続きへ」から進みます

ドコモオンライン手続きを利用するにはdアカウントのIDとパスワードが必要で、もし今まで利用していなかった場合は新規登録すれば発行できます。

私は既にドコモを解約していたので画像は入り口までになりますが、ログイン後は「解約手続き」ボタンを押すと、ポイントが使えなくなることなど注意事項の書かれたページを経て予約番号が発行されます。

発行した予約番号は指定したメールアドレスに送信できるので、控えとしてメールを送ってもらうのが安心です。

電話でのMNP予約番号の発行

電話では、ドコモのお客様サポートからMNP予約番号を発行できます。

なお手続きには本人確認のため、4桁のネットワーク暗証番号を伝えるので事前に確認しておいてください。

またMNP予約番号を書き残すのでメモと筆記用具も準備しておきましょう。

まずドコモの携帯電話からかける場合は151、それ以外の一般電話からかける場合は0120-800-000に電話します。

ちなみにどちらもフリーダイヤルなので、電話代の心配はありません。

音声ガイダンスが流れますので、ナンバーポータビリティー手続きの番号(2018年現在では4番)を入力します。

次に再度音声ガイダンスが流れますので、再度ナンバーポータビリティ(2018年現在では2番)を押します

するとオペレーターが電話口に出るので、電話番号、氏名、ネットワーク暗証番号を伝えます。

後はオペレーターがどこへMNPするのか、MNPする理由などの質問(答える義務はなし)、解約になる事や事務手数料などの費用の説明があります。

説明が終わると有効期限の説明とともに10桁のMNP予約番号を教えてもらえますので、忘れずメモしておきましょう

ドコモショップでのMNP予約番号の発行

近くのドコモショップでMNP予約番号の発行を伝えると、電話でのやりとりと同様の質問や説明を経てMNP番号を貰えます。

ドコモショップの場合は番号を記した紙を貰えるようなので、メモをする必要はありませんが紙を無くさないようにだけお気を付けください。

こちらのする事はドコモショップが一番少ないですが、休日などで窓口が混雑している場合待ち時間が発生します

また受付時間は店舗の営業時間内であれば大丈夫ですが、店舗ごとに営業時間は異なるので遅めの時間に行く人は事前に確認しておいた方がいいでしょう。

対面の方が安心できて、ある程度時間に自由の利く人であればドコモショップを使うのが手間が少なく確実です。

ネットワーク暗証番号がわからない時は?

ネットワーク暗証番号は契約時に設定する4桁の数字ですが、普段入力することがないと忘れてしまうこともあるでしょう。

もし全く見当がつかない場合、ドコモショップで本人確認ができれば新しい暗唱番号を再設定することができます。

本人確認には運転免許証などの身分証明書が必要ですので忘れないようにしましょう。

MNPせずに電話番号を廃止する場合

上記の手順は移行先でも電話番号をそのまま使いたい場合の手続きなので、電話番号が変わってもいいという人はドコモの解約と格安SIMの契約をそれぞれするだけで大丈夫です。

ただ電話番号が変わったことを連絡する際、ケータイのメールアドレスを使っている人は迷惑メール対策でドコモなどのキャリアメール以外のメールがブロックされてしまうことがあります

そのため先にBIGLOBEに契約→電話番号が変わることをドコモのメールから送信→ドコモを解約という流れを経るのがいいでしょう。

ポイントを付けると言われたら残るべき?

ドコモではMNP予約した際に「ポイントを付けるのでMNPせずに使い続けて」と提案されることがあります。

付与されるポイントはその時々で異なるのですが、概ね1万後半~2万ポイントが付くようです。

1ポイントは1円なので2万円分使えるとなれば使い続けるのもアリかな?と思う人も多いでしょう。

判断は人それぞれですが、私なら2万円程度のポイントでは残りません。

なぜかというと、格安SIMの差額の方が遥かに大きいからです。

ドコモから格安SIMに移ると、月7~8千円していた料金が2千円程度になるので概ね月5千円程安くなります

キャリアに残った場合は必然的に2年契約を結ぶことになるため、料金の差額は5000円の24カ月分で12万円になります。

つまり、MNPする労力や端末の割引を差し引いても2万ポイントでは全く割に合いません

私なら10万ポイントくれるというなら考えてもいいですが、それでも2年以上の長いスパンで見ればやはり移った方が得です。

少なくとも費用対効果で言えば、2万ポイント程度では検討にすら値しないと言っていいのではないでしょうか。

MNP予約番号には有効期限がある

MNP予約番号を発行すると、有効期限(発行日を含めて15日)も併せて知らされます。

有効期限を過ぎるとMNP予約番号は無効となりますがそれ以外に料金がかかったりなどのデメリットはありません。

再発行も可能ですが、格安SIMに移行する際にWEBから手続きすると申し込みからSIMが届くまでのタイムラグがあります。

BIGLOBEモバイルの場合は期限が12日以上ある状態で申し込みをするよう勧めていますので、予約番号を発行したら3日以内に移行の手続きに入りましょう

ドコモからBIGLOBEモバイルに移る場合、端末はそのまま使える?

BIGLOBEモバイルはドコモやauの周波数を使った格安SIMサービスを提供しています。

ドコモで販売されている端末はドコモ回線であればSIMロック解除なしでそのまま使えます。

au回線で使う場合、SIMロック解除に加え端末そのものがauの使う周波数に対応している必要があります。

SIMロック解除が可能なドコモ端末と対応している周波数の一覧は公式サイトの以下のリンクに掲載されています。

参考:SIMロック解除対応機種および対応周波数帯(PDF形式:382KB)

それぞれauが主に使っている周波数はband1/11/18なのですが、リストを見てみるとiPhone以外はほぼband1しか対応していません。

ドコモで購入したiPhoneはSIMロック解除すればau回線でも使えますが、Andoroid端末は対応していない周波数があるのでSIMロック解除してもau回線で使うのはおすすめできません。

ドコモで購入したAndroid端末を使いたい場合は、素直にドコモ回線で契約するのがいいでしょう。

なおBIGLOBEモバイルでは端末のセット販売も行っていますので、SIMの契約に併せて対応する回線で使える端末を購入することができます。

BIGLOBEモバイルにMNPで契約する

さて晴れてMNP予約番号を手に入れたら、いよいよBIGLOBEモバイルとの契約です。

今回は当サイト限定のキャッシュバックキャンペーンを適用するため、以下のページから契約します。

ちなみにこのキャンペーンは新規契約であればMNPの有無でキャッシュバック額の差はありませんので、MNPでなくとも大丈夫です。

BIGLOBEモバイルキャッシュバックキャンペーン専用ページ

キャンペーンについて知りたい方は以下の記事で詳しく解説していますのでこちらをご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/biglobe-sim-cashback/”]

上記のリンクから飛ぶとこのページが出ますので下にスクロール

今あるスマホを使うならSIMのみ、スマホのセットを買うなら端末セットを選択します

今回は端末そのままでドコモから移ると仮定してSIMカードタイプは基本D(iPhoneであればAプランでも可)です。SIMカードのサイズは今使っている端末のものを選択しましょう

音声通話SIM、MNPの契約を選択

データ容量を選択します。
キャッシュバックキャンペーンを適用するので3GB以上がいいでしょう

オプションの選択。使わないものを無理に契約する必要はありません

選択が終わったら一番下の「次に」を押します

「お申込み手続きへ」「BIGLOBE IDでログイン」のどちらかをクリックして登録情報を入力するページに飛びます。既にBIGLOBEのサービスを利用している人は「BIGLOBE IDでログイン」をクリックすると登録情報の入力を省略できます。

「+クーポンを利用する」をクリックします

「DGC」と入力し「利用する」ボタンをクリック

キャッシュバック額が増額されました

いよいよ入力開始。今の電話番号とMNP予約番号を入力します

住所、氏名、クレジットカード番号などを入力します。

入力した情報が間違いないか確認します

問題なければ画面下の「この内容でお申込み」をクリックすればひとまず申し込みは完了です

本人確認書類のアップロード

申し込みが終わったら、次に申込内容が正しいことを証明するために本人確認書類のアップロードが必要です。

上記の申し込み後、アップロードの画面に移りますので以下の書類を撮影した画像をアップロードします。

  • 運転免許証、運転経歴証明書
  • 健康保険被保険者証+補助書類
  • 特別永住者証明書
  • 旅券(パスポート)
  • 住民基本台帳カード
  • 外国人登録証明書
  • 在留カード
  • 身体障碍者手帳
  • 療育手帳
  • 精神障碍者保健福祉手帳
  • 特定疾患医療受給証+補助書類
  • 特定疾患医療登録者証+補助書類

補助書類は以下の通りです。

  • 公共料金領収書(都市ガス、電気、水道)
  • 住民票
  • 戸籍謄本

これらの書類は住所氏名が一致している事の証明なので、住所と氏名が表裏に分かれている書類の場合は両方の画像の撮影が可能です。

撮影の際は全体を映す事と文字が読めるようにきちんとピントを合わせて撮りましょう。

書類ごとにどこを撮影すればいいかは以下の公式ページでも確認できます。

参考:本人確認書類の準備(BIGLOBEモバイル公式)

契約手続き完了!後は待つだけ

上記でMNPを含めた契約手続きは完了です。お疲れ様でした!

後はBIGLOBEモバイルで書類や入力内容をチェックし、問題なければ音声通話SIMが3~4日程度、データSIMは2~3日で届きます

SIMカードが到着した時点ではまだドコモの電話は使える状態で、MNP切り替え手続きをするとBIGLOBEモバイルのSIMで電話を使えるようになります

MNP切り替え手続きはWEBもしくは電話ですることができ、WEBで数分、電話では約2時間後に切り替えが完了します。

手続きをしない場合でも到着後2日を目処に自動的に切り替わりますので、手続きをしなくても待っているだけで切り替わります。

後はBIGLOBEモバイルのSIMに入れ替え、データ通信が出来ればそのまま利用可能です!

もしデータ通信が有効にならない場合はAPN設定が正しいか確認しましょう。

参考:「BIGLOBEモバイル」接続設定方法

参考:「BIGLOBEモバイル」動作確認端末一覧/設定方法

まとめ

いかがでしたでしょうか?

文章だと長く感じたかもしれませんが、一番手間がかかる申し込み手続きでもかかる時間は10分程度です。

実際やってみれば、想像よりもはるかに簡単に格安SIMに移れるのを実感していただけるのではないでしょうか。

改めて今回紹介した手順をまとめます。

  1. ドコモでMNP予約番号を取得(インターネット・電話・ドコモショップ)
  2. BIGLOBEモバイルに申し込み(住所・氏名・クレジットカード番号などを入力)
  3. 本人確認書類のアップロード(運転免許証などを撮影した写真)
  4. SIM到着後MNP切り替え手続き
  5. SIMをドコモのものから差し替えて利用開始

手続き全てにかかる時間は、待ち時間を除けば恐らく1時間もかからないでしょう。

私は以前「なんとなく手続きするのが面倒」というそれだけの理由で半年以上移行しませんでした

その間高い料金を払い続けていたことを思うと、早くやっておけばよかったと今でも思います。

もし皆さんもなんとなく申し込みを先延ばしにしていたら、これを機に格安SIMライフをスタートさせましょう!

改めておさらいですが、BIGLOBEモバイルでは現在当サイト限定のキャッシュバック増額キャンペーンを行っています

3GBプランであれば一年の料金のほとんどがキャッシュバックで賄えますので、さらにお安く格安SIMを使うことができます。是非ご利用ください。

BIGLOBEモバイルキャッシュバックキャンペーン専用ページ

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/biglobe-sim-cashback/”]