HUAWEIは中国メーカーの強みであるコスパの良さを売りに近年急速に勢力を伸ばしており、2017年のSIMフリー端末の国内出荷台数では遂にASUSを抜いてトップに立ちました。

去年はP10 liteというヒット商品があったため、格安SIMに移行しようとする層を中心に、安くて使える端末を出すメーカーとして認知された一年と言えるでしょう。

そんなHUAWEIから新年が明けてすぐの1月26日に発売されたのがHUAWEI nova 2。

前作のHUAWEI novaと同様の高コスパを保ちながらもデュアルカメラや2000万画素のインカメラなどカメラ機能が充実したミドルスペックのスマホです。

UQモバイルでおしゃべりプラン、ぴったりプランで適用される「マンスリー割」を使えば13,000円で買えてしまう、コスパ面では最強クラスの機種と言ってもいいでしょう。

そんな発売したての最新機種、HUAWEI nova 2をなんとUQモバイルさんからお借りできたので早速テストや動作確認をしてみた結果をまとめます。

皆様のスマホ選びの参考にしていただければ幸いです。

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HUAWEI nova 2の外観や触った印象など

いつも実機レビューは開封から始めているのですが、送られてきたのが発売直前ということもあってかパッケージなしで受け取りましたので本体の外観からご紹介します。

前面。持った感じは薄くて軽い印象です。

裏面にはデュアルカメラと指紋認証センサー

左側面にはSIM/MicroSDカードスロット

右側面には電源ボタンと音量キー

底部にはスピーカーとイヤホンジャック、USB接続口。USB-Cです

天井部

HUAWEI nova 2は前面のディスプレイ部も含めラウンド仕上げ+メタルボディで、見た目に安っぽさは感じません。

全体的に薄くて軽く(厚さ6.9mm、重量143g)、カメラ部も出っ張りはあるもののほぼ気になりません。

ベゼル(枠)も狭く、製品全般に渡って品質の向上を感じました。

ベゼルレスとまではいきませんが、幅は小さめです

起動~デフォルトアプリなど

それでは起動!

デフォルトのホーム画面

ホーム画面その2

google関連アプリ

ツール

HUAWEI nova 2のアプリはUQモバイル版ということもあり、google関連に加えて「UQライフ」などのUQモバイル関連やHUAWEI製品に共通で入っているアプリなどが入っています。

試しにアンインストールしてみたところ、「UQあんしんフィルター」とHUAWEIのアフターサービスアプリ「Hicere」、カメラなどの基本アプリ以外はアンインストールできました。

大量のプリインストールアプリが入っているわけでもありませんが、不必要なものはある程度削減できるので安心です。

できるものはすべてアンインストールしてみました

HUAWEI nova 2のベンチマーク結果とデレステの動作を確認!

HUAWEI nova 2のSoCは2.36GHz+1.7GHzの8コア Kirin 659で、同じHUAWEI製品のMate 10 liteにも搭載されているミドルスペックSoCです。

KirinシリーズはSnapdragonシリーズよりも3D性能に若干劣るという定評がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

まずはAntutuベンチマークを走らせてみました。

ベンチマークスコアは62972で、ZenFone3などに搭載されているSnapdragon625のスコアとほぼ同じです。

わずかですが3DのスコアがSnapdragon625よりも低く、今回もSoCの得手不得手という面では変わらずのようです。

Snapdragon625搭載のNuans NEO[Reloaded]のスコア

次はゲームアプリの実動作をおなじみのデレステでチェックしてみます。

ほぼ同スコアのSnapdragon625では3D標準では全く問題なし、3Dリッチではカクつきが出る傾向にありました。

今回は3D標準と3Dリッチでゲームをプレイしてみましたが、やはりこちらも同様の結果でした。

ちょっとジャギーは目立ちますが3D標準ではプレイに支障なし

3D性能の故か少しジャギーが目立ちますが、3D標準ではプレイ自体には支障ありませんでした。

3Dリッチでは曲によって差があり、「恋が咲く季節」などでは割合スムーズで大幅にカクつく場面はなかったものの、「Halloween code」では全体的にフレームレートが落ちていました。

3Dリッチの「Halloween code」。フレームレートが低いので高難度でのプレイは厳しいです

HUAWEI nova 2のゲーム動作はベンチマーク結果同様、ミドルスペックとしてはそれなりに動作するが、負荷の高い3Dグラフィック表現は厳しいようです。

HUAWEI nova 2のバッテリーの持ちをチェック!

次にバッテリーの持ちをチェックしてみます。

HUAWEI nova 2のバッテリー容量は代表値が2,950mAhとなっています。

ただ公式サイトには「バッテリー容量はあくまでも基準値であり、実際のバッテリー容量は製品により、若干変動する場合があります。」とあるので、個体差や製造ロットにより多少のブレがあるという事のようです。

とはいえ大幅に減る事はないと思われるので、概ね2,950mAhあるものと思うことにします。

とりあえずバッテリー容量が100%の状態からYoutube動画を1時間再生してみた結果がこちら。

残量は90%で10%の減りでした。

前回テストしたAQUOS Sense lite SH-M05が2700mAhで9%の減少だったので、nova 2もほぼ同等の結果となりました。

動画再生なら10時間使えることになるので、一日の外出であればゲームなどのバッテリーを消耗するアプリをかなり使わない限りは十分に持ちそうです。

HUAWEI nova 2のカメラ映りをチェック!

HUAWEI nova 2のカメラ性能は背面が1200万画素+800万画素のデュアルレンズ、前面が2000万画素で自撮りにも強いのが特徴です。

今回もうめきたガーデンでカメラの試し撮りをしてみました。(※写真はクリックで拡大)

デュアルレンズにより光学ズームができるnova2。ズームなしから‥

2倍。ここまでは光学ズームです

デジタルズームも入れると8倍になりますが‥

補正がうまくいかないとにじんだような感じになります

これも8倍ですが、補正がうまくいくとそれほど違和感はありません

多彩なカメラモード

これはフィルタ。プリセットから選択すると、色合いを変えてくれます

青が強めのフィルター。インスタ向き?

コントラストの強い写真にもできます

3Dパノラマ。対象を回りこむように撮影すると‥

写真の空間座標を把握して‥

撮影した範囲をグリグリ動かせます

ここからは普通に撮影

きれいに撮影できます

光の具合がいいと意識しなくても鮮やかに撮影できますね

HUAWEI nova 2にはデュアルカメラを生かした多彩なカメラモードがあります。

上記のフィルターや3Dパノラマ以外にもマニュアル操作のプロ写真やHDRなどの他社のカメラにもある機能はカバーしており、SNOWのように顔を自動検知して動物の耳や鼻をつけてくれるエフェクトなど、アウトカメラ、インカメラともにSNSを意識した機能があるのが特徴です。

自撮りも含めて写真機能が充実しているので、インスタ好きの人に良さそうです。

HUAWEI nova 2の指紋認証機能について

HUAWEI nova 2の指紋認証センサーは背面部にあり、人差し指で認証する配置です。

今回使った中でかなり使い心地がよかったのがこの指紋認証センサーで、失敗がほとんどない上に認証速度が速く、指を一瞬つけただけでも認証してくれます。

スリープの解除も早く、日常よく使う部分だけにこうしたレスポンスの良さは個人的に好印象でした。

反応は良好

HUAWEI nova 2のレビューまとめ

以上、時間の許す限りHUAWEI nova 2についてレビューしてみました。

ミドルスペック端末としては大きな欠点もなく、64GBのストレージに4GBRAMとスペックは上々

光学ズームのできるデュアルカメラに2000万画素のインカメラ、そしてUQモバイルの「ぴったりプラン/おしゃべりプラン」の割引を適用すると13,000円で買えてしまうコスパの良さ

リッチな3Dグラフィックでバリバリゲームするのには向かないということ以外には欠点らしい欠点もありません。

今年もこのnova 2を皮切りに、HUAWEI端末がSIMフリースマホ業界を席捲しそうな勢いを感じました。

デュアルカメラでコスパのいい機種を探している人は検討してみてはいかがでしょうか。

HUAWEI nova 2はUQモバイルにて取り扱い中です。

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