フロンティアのブランドでPCパーツや本体などを販売しているインバースネット株式会社は、これまでもいくつかSIMフリースマホをリリースしてきました。

今回発表即発売されたFR7101AKはDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)とデュアルカメラという旬の機能を搭載しながらも税抜きで3万円を切るという驚きの価格を実現した機種となっています。

この記事はFR7101AKについて性能、機能、価格など気になるところをまとめてみました。

端末選びの参考にしていただければ幸いです。

FRONTIER FR7101AKのスペック

機種名FRONTIER FR7101AK
ボディカラーブラック
サイズ(H×W×D)154.0×76.4×8.2mm
重量165g
OSAndroid 7.0
CPUMediaTek MTK6750T
1.5GHz+1.0GHz 8コア
メモリ/ストレージ4GB/64GB
外部メモリmicroSDXC(最大64GB)
ディスプレイ5.5インチIPS液晶
解像度1980 x 1080ピクセル
カメラアウトカメラ:1,300万画素+500万画素
インカメラ:500万画素
バッテリー2,000mAh
SIMスロットnanoSIM x 2※
通信FDD-LTE:Band1/3/8/19/28
3G(W-CDMA):1/6/8
GSM:850/900/1,800/1,900MHz
DSDS
(2回線同時待ち受け)
Wi-Fi / テザリングIEEE 802.11 a/b/g/n
GPS
BluetoothBluetooth 4.0
加速度センサー
近接センサー
指紋認証センサー
ジャイロスコープ
おサイフケータイ×
防水/防塵×
ワンセグ/フルセグ×/×
NFC不明
希望小売価格2万9800円(税抜)

※SIMスロット2とmicroSDスロットは共用

まずSOCはMediaTekのMTK6750T。1.5GHzと1.0GHzが4つづつの8コアCPUで、この機種以外ではgooのg07+やFREETELのRAIJINに搭載されています。

動作的には中の下といったところで、3Dグラフィックの表現はあまり得意ではありませんのでゲーム用途としては考えない方がいいでしょう。

RAMは4GB、ストレージ64GBとたっぷりあるのでかなり容量を使わないかぎり増設の必要はありません。

ディスプレイは5.5インチでと大きめなので、手の小さい人だと持ちにくいかもしれません。

またバッテリー容量が少なく、2,000mAhしかないのは難点です。

全体的な性能としてはバッテリー以外はミドルスペックと言ってもいいでしょう。

FRONTIER FR7101AKのカメラなど機能面について

FR7101AKのカメラは背面が1300万画素+500万画素のデュアルカメラで、それぞれ広角と望遠レンズになっています。

最近流行りのデュアルカメラですが、今3万円を切る価格で実現したのは驚きです。

ただ前面カメラは500万画素なので、自撮り用としても少し画素数は少なめです。

カメラ以外のセンサー類では指紋認証センサー、ジャイロセンサーも搭載されていますが防水や防塵、おサイフケータイには非対応のようです。

4G(LTE)と3GのDSDSにも対応していて、SIMスロットとmicroSDスロットが共用ですが、ストレージ容量が64GBあるのである程度は余裕を持って使えそうです。

対応バンドはLTEがバンド1,3,8,19,28、3Gはバンド1,6,8に対応しており、ドコモとソフトバンクの周波数に対応しています。

機能面ではgooのg07/g07+にデュアルカメラをつけたような印象です。

FR7101AK=Everyphone HG=インド産端末?

FR7101AKはヤマダ電器から発売されているEveryPhone HGとほぼ同じ端末です。

FR701AK

ヤマダ電器のEveryPhone HG

さらにこの両者はインドのmicromaxという会社が発売しているEvok Dual noteとそっくりです。

インド産のEVOK DUAL NOTE

恐らくEvok Dual noteをベースにカスタマイズしたのがFR7101AK/Everyphone HGなのでしょう。

以前より中華スマホをベースにした端末はありましたが、ついにインド産のスマホも使われるようになりました。

イメージ的には中国政府よりはまだインドの方がマシのような気はしますが、今後インド産端末が増えるかも含めて注目していきたいと思います。

FRONTIER FR7101AKのメリット・デメリット

FRONTIER FR7101AKのメリットは以下の通りです。

  • DSDS対応
  • デュアルカメラ搭載
  • 税抜き3万円弱の価格

FR7101AKはDSDSとデュアルカメラという今のトレンドになっている機能にどちらも対応しています。

現在リリースされているスマホではどちらもミドルスペック以上の機種で、どちらも搭載しているものとなると安いモデルでも3万円後半です。

ほぼ同一モデルのEveryPhone HGも39,800円で販売されているのですが、FR7101AKは税抜き29,800円と1万円安い価格で買う事ができます。

FRONTIER FR7101AKのデメリットは以下の通りです。

  • バッテリー容量が少ない
  • g07+に対して1万円の価格差

まずバッテリーが2,000mAhとかなり少な目です。

ミドルスペックでは普通2,500mAh~3,000mAhくらいあり、使っていると1日持たないことを考えると、外出の際などはかなり電力を節約する必要がありそうです。

充電できる環境が整っていればいいのですが、そうでない人はバッテリーに悩まされることになりそうです。

goo g07+とはSoCが同一、画面サイズやDSDSなどの機能面でもほぼ同じで、差はFR7101AKの方がRAMが1GB多く、ストレージが32GBに対し倍の64GBあること、そしてデュアルカメラです。

ここで19,800円と29,800円と1万円の価格差が付いているので、デュアルカメラやストレージ容量を欲していない人であればgoo g07+の方がいいでしょう。

FRONTIER FR7101AKの価格と発売日

FRONTIER FR7101AKは税抜29,800円(税込32,184円)でgoo simsellerやインバースネットの公式サイトにて販売中です。

大容量のRAMとストレージ、DSDSとデュアルカメラが搭載されていることを考えればかなりお値打ち価格でしょう。

goo simsllerからの購入であればOCNモバイルONEのパッケージもおまけについてきますので、事務手数料を抑えることもできます。

FRONTIER FR7101AKのまとめ

FRONTIER FR7101AKは今旬のDSDSとデュアルカメラ、大容量のストレージを搭載し、お値打ち価格に抑えた一品です。

バッテリー容量が少ないこと、またゲーム用途には向かないことを前提に使うのであれば、全般的に問題なく使えるのではないでしょうか。

FR7101AKはgoo simsllerなどで販売中です。

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

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