月額料金の違いをチェック

WiMAXはWiMAXなのだから、どこのプロバイダと契約しても月額の料金は変わらないのではないかと思っている方もいるかもしれませんが、実はそれは間違いです。WiMAXの月額料金は、選ぶプロバイダによって変わってくると言えるでしょう。たとえば他社のプロバイダと契約しないでUQWiMAXとそのまま契約をすると、月額は4380円になります。

しかし、UQWiMAXではなく、たとえばBroadWiMAXというプロバイダと契約をすると、そこの料金プランでは、月額3541円となっているのです。つまり、毎月毎月800円近い料金の差になってくるのです。もちろんそれで違うのは料金プランだけで、通信速度やデータ容量の容量制限などに違いはありません。

だから見比べるのはデータ容量の容量制限や通信速度の差ではないのです。そんな風に通信速度やデータ容量に差がないのだったら誰だって月に800円安い方が良いと思うものです。なので、その差額にはついてはしっかりと把握しておいた方が良いでしょう。月に800円違うということは、一年間で9600円違うということになります。

一年間で9600円違うということは、2年間でだいたい2万円近い差額になるということなのです。月に800円というとたいしたことないと感じるかもしれませんが、2万円違うと言われると、ますます大きな違いに思えたのではないでしょうか?

月額の端末代がかかることもあるので注意

月額の料金には、だいたいのところで端末代も含まれていると考えて良いでしょう。だから、ほとんどのところでは月額いくらと言われたらそれが月額の支払い料金になりますが、中には月額料金の中に端末代が含まれていないところもあります。たとえば、他社プロバイダと契約しない、UQWiMAXを選ぶと、端末代が800円からかかるようになります。

ただでさえ月額が安いところと比べると月に800円高いのですから、そうしてさらに端末代で800円からかかるということはトータルで、最低1600円違うということになります。となると当然2年での金額の差もさらに大きくなってしまうでしょう。だから、それもしっかりと見ておかないとならないのです。

初期費用もチェックするべき

WiMAXのプロバイダ選びでは、月額だけではなく初期費用もチェックしておかないとなりません。プロバイダと契約する際には、だいたいどこと契約する際にも初期費用がかかります。その料金は、ほとんどのプロバイダで3000円くらいになるのですが、中にはその初期費用が2万円を超えるところもあるのです。

それが、先に月額が安いと紹介してきたBroadWiMAXになります。月額が安くても、そうして最初に大きな金額を払わないとならないわけですから、実はトータルの金額での違いはあまりなかったりするのです。つまりこうした初期費用を考えずに、ただただ月額が安いというところだけ見て契約をすると、結果的にそこまで得しないことになる可能性も出てきます。

初期費用の2万円を取り戻すためには、契約期間である2年間で、月に800円くらい他のところよりも安くないとならないのです。BroadWiMAXは他のところよりも月に800円くらいは安いですが、実際にはそれでようやく他のところと同じくらいの料金になっているというだけになってしまいます。

どちらがいいかは自分次第

月額が安い方が良いか、それとも初期費用が安い方が良いかは人それぞれだと言えるでしょう。

たとえば、収入があまり安定しない職業の人は、お金があるうちに初期費用を払ってしまって、月額が安い方が良いでしょうし、もしそうではなく、毎月の収入が安定していて明らかにはっきりしている場合は、ある月にたくさん払うというよりは、毎月少しずつ払っていった方が生活は潤いやすいと言えるでしょう。そうした自分の収入スタイルとあわせて考えていく必要があります。

キャッシュバックの金額、内容も見比べる

WiMAXのプロバイダを選ぶ際には、実はこのキャッシュバックを見比べるということもすごく大切なことになります。WiMAXのプロバイダと契約する際には、だいたいどのプロバイダと契約する際にもキャッシュバックがもらえることが多いです。

そしてそのキャッシュバックは、プロバイダによって大きく違ってくるのです。たとえばUQWiMAXの場合は、15000円分の商品券となっていますが、これがGMOとくとくBBの場合は34000円のキャッシュバックとなるのです。

つまり、2万円違い差額が生じてくるということになります。この金額も、いうなればトータルの金額からマイナスして考えることが出来るので、このキャッシュバック金額が高ければ高いほどにお得なのです。

受け取りやすさの問題もあるので注意

ただこうしたキャッシュバックは、プロバイダごとにその受け取り方が違ってきます。ちょっとした手続きだけで簡単に、かつすぐに受け取れるようなものもあれば、そのプロバイダのメールアドレスに1年後くらいに送られてくるメールに対してアクションを起こさないと受け取れないようなものもあります。プロバイダのメールアドレスなんて、意外と使わないことも多いのではないでしょうか?

ましてやメールがくるのが1年後位の話なのですから、そういう受け取り方のキャッシュバッグでは、そのメールにまったく気が付かないまま期限が来てしまい、受け取れないことになる可能性も出てきます。もし受け取れないのであれば、どれだけお得に見えるキャッシュバックでも全く意味がなくなってしまいます。

キャッシュバックを見るのであれば、併せてそのキャッシュバックの受け取り方、受け取りやすさもチェックしていった方が良いでしょう。

初月の利用量の計算方法をチェック

WiMAXのプロバイダは、プロバイダごとに初月の利用料の計算方法が違います。たとえば、日割りのところもあれば、初月は無料で使えるというところもあります。当たり前の話ではあるのですが、初月が無料で使えるところの方が、初月の利用量が日割りのところよりも得することができると言えるでしょう。

確かに最初の一ヶ月の利用料金が日割りになったとしても、たいした金額の得にはならないことが多いです。でも契約したタイミングがちょうどそのプロバイダの月初めにあたったら、無料のところと日割りのところではまるまる一ヶ月分違いが生じるということになります。ということはだいたいで4000円位の違いになるでしょう。

4000円の違いは、毎月800円違うとか、2万円違うとか言うことに比べたら微々たる差でしかありませんが、差があることは間違いありません。だから、そこもしっかりとチェックしておかないとならないのです。

初月無料で損をすることはない

初月無料には、自分がなるべく得出来るように計算しないと勿体ないというデメリットもあるように思えます。これが日割りだったら、実際のところいつ契約してもたいした違いはありません。料金が割られるだけなのですから。でも初月無料の場合で、ちょうどそのプロバイダの月終わりに契約して、その初月が1日で終わってしまったりしたら、すごく勿体ないことになるでしょう。

だからそうならないように、初月無料の場合はいつ契約するべきか計算しながら契約しないといけなくなるのです。そうした計算が面倒だという人もたくさんいることでしょう。なので、それならば日割りで良いと思う事もあるかもしれません。

ただ、たとえ1日分の料金だけだったとしても、初月無料で得が出来ることは間違いありません。だから、たとえ計算しないで契約するにしても、初月無料に越したことはないのです。その上でさらに得をしたいのであれば、計算するデメリットがあるというだけの話です。