NifMoは大手プロバイダである@niftyが手掛ける格安SIMです。

アプリのダウンロードやショッピングをするだけで月額料金が安くなる「バリュープログラム」や契約数に応じてデータ容量をもらえる「ファミリープログラム」、ネットや電気とまとめて安くなる「まるっと割」など、他社にはないユニークなサービスを数多く展開しています。

大手ならではの信頼性の高さと、充実したサービス内容が魅力の格安SIMです。

この記事ではNifMoの料金や評判、キャンペーンなどの情報をまとめました。

格安SIMを検討する際の参考にお使いいただければ幸いです。

NifMoのプランとオプションサービスの料金

NifMoのプランと料金は以下のようになっています。

NifMo基本プラン・料金

 データ容量音声SIM※データSIMデータ+SMS
1.1GB プラン1.1GB1,340 円 / 月640 円 / 月790 円 / 月
3GB プラン3GB1,600 円 / 月900 円 / 月1,050 円 / 月
7GB プラン7GB2,300 円 / 月1,600 円 / 月1,750 円 / 月
13GB プラン13GB3,500 円 / 月2,800 円 / 月2,950 円 / 月

※音声通話対応SIMは6カ月の最低利用期間あり

SMS手数料

 送信受信
SMS( 国内 )3 ~ 30 円 / 通無料
SMS( 国際 / 海外 )海外へ発信 50 ~ 500 円 / 通無料

事務手数料

 事務手数料
新規契約時3,000 円
プラン変更時無料
SIM カード再発行 / サイズ変更 3,000 円
MNP 転出時3,000 円
契約解除料(音声通話対応 SIM )8,000 円

NifMoの基本プランは「1.1GBプラン」「3GBプラン」「7GBプラン」「1GBプラン」の4つです。

プラン数自体は少なく大容量プランも用意されていませんが、人気の高い3GBと7GBのプランが用意されているので、メインの端末に使う人にとっては問題ないでしょう。

最も容量が少ない1.1GBプランはNifMo公式サイトでは申し込むことができず、キャンペーンサイトからのみ申し込みが可能になっています。

さらに各種キャンペーンやサービスが利用できない、一度他のプランに変更すると1.1GBプランに戻せないなど他のプランと比べて制限が多いため、1.1GBプランを使いたい人は仕様を理解した上で契約しましょう。

(詳細は後述のNifMoのデメリットに記載)

NifMoはドコモ回線を利用しているので、SIMフリースマホおよびドコモで購入したスマホをそのまま利用することができますが、ドコモのAndroid端末はテザリングができませんのでご注意下さい。

NifMoのオプションサービス

データ関連

  • データおかわり(500MB/900円)

高速通信のデータ容量を拡充するデータおかわりは1回につき500MB/900円となっています。

有効期限は当月中のみで、1月に6回まで購入できます。

速度制限後はもちろん、速度制限前でも購入することができるのですが、NifMoでは月間の通信容量とは別に1日の通信利用量にも基準値があり(後述)、その量を超えると翌日まで通信制限がかかってしまいます。

この場合は容量をチャージしても高速通信を使うことができませんのでご注意下さい。

通話関連

  • NifMo 半額ダイヤル(無料)
  • NifMo 10分かけ放題オプション(月830円)
  • NifMoでんわ(月1,300円)2017年8月31日新規受付終了
  • 迷惑電話ストップサービス(無料)
  • 転送電話(無料)
  • 国際電話(無料)
  • 国際着信転送サービス(無料)

NifMoは通話定額オプションとして1回10分までの通話なら何度でも定額でかけ放題になる「NifMo 10分かけ放題オプション」があります。

IP電話を利用したNifMoでんわは月額1,300円で回数や時間に関係なく無制限で通話ができるというサービスだったのですが、2017年8月31日をもって新規受付を終了しました。

そのため、現在通話定額オプションは10分かけ放題のみになっています。

電話はするが有料オプションを使うほどではない、という人は無料で使える「NifMo 半額ダイヤル」があります。

これはNifMo専用の通話アプリで、このアプリを経由して通話をすれば通常20円/30秒の通話料が半額の10円/30秒になります。

NifMo 10分かけ放題オプション、NifMoでんわ、NifMo 半額ダイヤルはそれぞれ使い勝手や特徴が異なるため、自分がどれくらい電話を利用するかによって使い分けるようにしましょう。

その他の音声通話サービスとしては迷惑電話ストップサービスや転送電話が使えます。

ただ多くの格安SIMで利用できる国際ローミングはNifMoでは利用できないので、海外で使いたい人は注意して下さい。

セキュリティ関連

  • 常時安全セキュリティ24モバイル(月200円)

セキュリティ関連ではNifMoを運営している@niftyが提供している「常時安全セキュリティ24モバイル」があります。

月額200円という安さでありながら、ウィルス対策や危険なWebサイトへのブロック、フィルタリング機能、紛失・盗難対策など、セキュリティソフトに必要な機能をすべて網羅しています。

ただし、対応OSはAndroidのみでiOSでは利用できません。

端末・サポート関連

  • NifMo あんしん保証(月380円)
  • NifMo あんしん保証 for SIMフリー(月380円)
  • NifMo 訪問レクチャー(月480円)
  • @niftyまかせて365(月500円)

「NifMo あんしん保証」はNifMoで購入したスマホが水没や破損などで使えなくなった際に1回目は5,000円、2回目は10,000円、3回目以降は定価で交換機を届けてくれるサービスです。

自宅はもちろん、勤務先や宿泊先に届けてくれます。

一方、「NifMo あんしん保証 for SIMフリー」は使っている端末が破損や水没などで故障した際の修理および交換にかかる費用を保証してくれるサービスで、「NifMo あんしん保証」と違って自分で用意したSIMフリースマホや中古スマホ、タブレットを対象にしています。

保証は年2回まで、修理の場合は上限40,000円までは負担してくれますし、交換であれば1回目は4,000円、2回目は8,000円で応じてくれます。

格安SIMでここまで手厚く保証してくれるのは珍しいので、心配な人はぜひ加入しておきましょう。

その他

  • NifMo プリント(月380円)
  • @nifty 優待サービス(月500円)

「NifMo プリント」はスマホ用のプリントサービスで、@nifty優遇サービスは宿泊やグルメなどを特別価格で利用できる会員専用サービスです。

どちらも必須のものではありませんので、必要であれば加入しましょう。

NifMoの回線速度は速い?遅い?

NifMoの通信速度は、当サイトの計測では速度が速く、安定しています。

回線が混雑するお昼の時間帯になると速度が低下することが多いですが、同じく回線が混雑しやすいであろう夕方はそんなに遅くなく、それ以外の時間帯については比較的速い速度が出ています。

とくに夜間はかなり速いです。

お昼に多用する場合は注意が必要ですが、それ以外の時間帯は比較的安定して速度が出ているため、ストレスも少なく快適に使えるでしょう。

NifMoを含む格安SIM各社の回線速度比較については以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-5/”]
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-4/”]
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-3/”]

NifMoの評判ってどうなの?

NifMoは大手プロバイダである@niftyが運営しているだけであって、知名度もサービス品質も高く、評判もかなり良いです。

とくに@niftyの他のサービスを利用している人はNifMoをお得に利用することができるため、@niftyユーザーからは評判が良いです。

通信速度もお昼以外は比較的速い速度で安定しており、通信速度を重視するユーザーからも人気です。

またこれまでNifMoは通話関連のサービスが弱かったのですが、通話料が半額になるNifMo 半額ダイヤルが登場し、IP電話や10分かけ放題サービスも始まったため、通話についても評価する声が挙がっています。

NifMoのデメリット・メリット

NifMoのデメリット

  • 1日間の通信速度制限がある
  • 1.1GBプランは他のプランにはない制限がたくさんある
  • 7GB以上の大容量プランがない

NifMoの1.1GBプランは料金が安いのでライトユーザーにおすすめのプランですが、申し込めるのがキャンペーンサイトのみで、公式サイトには一切記載がないので注意してください。また、それ以外にもたくさんの制限があります。

まず、キャンペーンサイトから申し込むと、最大で20,100円のキャッシュバックをもらえますが、1.1GBプランはキャッシュバックの対象外なのでもらえません。

さらに@niftyの他のサービスとまとめると月額料金が安くなる「まるっと割」も1.1GBプランだけは対象外になっています。

他にも1.1GBプランから他のプランへ変更すると元に戻せない、データ容量の繰り越しができないなど、普通のプランではできることも1.1GBではできなかったりするため、1GBのプランを使いたい場合は他の格安SIMを利用したほうが良いかもしれません。

また、NifMoでは直近1日間で規定以上の通信容量を使うと速度制限にかかります。

具体的には3GBプランは650MB、7GBプランは1.5GB、13GBプランは2.8GBを越えると制限がかかってしまいます。

制限がかかっても翌日には解除されますし、条件も緩いためあまり神経質になる必要はありませんが、こういった制限があることは頭に入れておきましょう。

NifMoのメリット

  • 大手プロバイダならではの安心感
  • 月額料金を節約できる「NifMoバリュープログラム」
  • プロバイダーや電気も@niftyにするとお得になる「まるっと割」
  • 公衆無線LANが無料で使える
  • 「NifMo ファミリープログラム」で複数枚のSIMをお得に契約できる
  • 最大20,100円のキャッシュバックがもらえる

NifMoの最大のメリットは@niftyの他のサービスを利用している人ならお得に利用できることです。

@niftyの光回線やADSL接続サービスを利用しているユーザーなら、「まるっと割(ネット+スマホ)」が適用され、NifMoの月額料金が200円割引されます。

また@niftyのでんきサービスである「@nifty でんき」を利用していると、「まるっと割(でんき+スマホ)」が適用されてNifMoの月額料金が250円割引になります。

ここまでで十分お得ですが、さらにネットもでんきも@niftyの場合、「まるっと割(でんき+ネット+スマホ)」が適用され、NifMoの月額料金が450円割引されます。

毎月450円という割引額はかなり大きく、たとえば3GBのデータ通信SIMなら月額450円で利用できてしまいます。

これらの割引を利用することで格安SIMをさらに安価に運用することができるほか、支払い先も1つにまとまるため支出の管理もしやすくなります。

次に「NifMoバリュープログラム」もNifMo独自のサービスです。

バリュープログラムは専用アプリもしくはサイトから携帯ショップで買い物をする、指定のアプリをダウンロードする、アンケートに答える、といった案件をこなす事でNifMoの月額料金が安くなる仕組みです。

アプリのダウンロードやアンケートはお金がかからないものがほとんどなので、こまめにこなしていくことで月額料金を数百円割引することもできます。

また「NifMo ファミリープログラム」も他社にはあまりない「ファミリーおまとめボーナス」が特徴的なサービスです。

ファミリープログラムは家族の支払をまとめたり、通信容量をシェアしたりできるようになるサービスですが、加えて「ファミリーおまとめボーナス」として契約者数×0.5GBの通信容量を毎月もらうことができます。

例えば家族4人でファミリープログラムを利用すると、毎月2GBの通信容量をもらうことができます。

通常よりもたくさんの容量を使えるようになるため余裕を持って利用できるほか、いつもより1つ容量の少ないプランに変更して携帯代金を節約することもできます。

NifMoの現在実施中のキャンペーン(2018年6月現在)

NifMoでは2018年6月現在実施されているキャンペーンは以下の通りです。

NifMoではじめよう!初夏の応援キャンペーン

【実施期間】2018年6月1日~6月30日

【特典内容】3GB、7GB、13GBのいずれかを申し込むと、最大20,100円のキャッシュバックがもらえる

このキャンペーンは期間中にNifMoを申し込むと、キャッシュバックを貰えるキャンペーンです。

キャッシュバック額は申し込んだプランやSIMカードタイプによって異なります。キャッシュバック額は以下の通りです。

  • データ専用SIMのみ:3,100円
  • 音声通話SIM 3GBプラン:5,100円
  • 音声通話SIM 7GBプラン:10,100円
  • 音声通話SIM 13GBプラン:15,100円
  • スマホセット+データ専用SIM:12,100円
  • スマホセット+音声通話SIM 3GBプラン:15,100円
  • スマホセット+音声通話SIM 7GB/13GBプラン:20,100円

このキャンペーンの注意点など詳細は以下のページにまとめていますのでこちらをご覧ください。
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/nifmo-campaign/”]

NifMoで取り扱い中の端末

NifMoで現在取り扱っている端末は以下の通りです。

※各端末のリンクをクリックすると当サイト内の端末紹介記事に飛びます

NifMoで現在扱っているスマホはHUAWEIとASUSの端末を中心としていますが、どれもコスパが高くて人気のある機種ばかりです。

性能的には最新機種のZenfone 4 Proがハイスペック、ZenFone 4とHUAWEI P10 Plusがミドルハイ、Moto G5s、P10 lite、ZenFone 3がミドルスペック、残りがエントリーモデルになります。

機能面で言えばバッテリー容量の多いZenFone 3 MAX、おサイフケータイや防水といった日本人向けの機能を搭載したarrows M04/M03などが良いでしょう。

NifMoでiPhoneは使える?など移行に関する情報

NifMoはインターネットもしくはノジマ NifMo受付カウンター、イオンモール柏店のNifMo受付カウンターのどちらかで申し込めます。

NifMo受付カウンターでは対面で契約手続きができ即日開通も可能なので、早く手続きしたい人やネットでの契約に不安がある人はカウンターを利用しましょう。

またパッケージ自体は各家電量販店やAmazonなどのオンラインショップでも購入することができます。

移行については、SIMフリー端末およびドコモ系端末はそのまま差し込んでAPN設定をするだけで使えるため問題ないでしょう。

auやソフトバンクのスマホの場合はSIMロック解除を行うことで利用できます。(ただし端末側がドコモ系周波数に対応している必要あり)

iPhoneはSIMフリー版、SIMロック解除版どちらも問題なく利用することができます。

NifMoのまとめ

NifMoは格安SIMをさらに安く運用したいと考えている人におすすめです。

@niftyの接続サービスを利用していれば毎月200円、でんきも@niftyの場合はさらに250円割引されて3GBプランであればワンコインで利用できますので、これらのサービスを既に利用している人であればNifMoを利用するだけで割引が受けられます。

また月額料金が割引される「NfiMo バリュープログラム」や、通信容量がもらえる「NifMo ファミリープログラム」があるため、普段時間に余裕があって少しでも料金を節約したい人、家族でスマホを安く利用したい人にもおすすめできる格安SIMと言えるでしょう。

NifMoへの申し込みは以下のリンクから可能です。

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%8111%E9%81%B8%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%81%E3%80%902016/”]

現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]

主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]

次のページはNifMoの過去のキャンペーン情報を掲載しています。現在のキャンペーンとの比較にご利用ください。

1 2