管理人卍斎がは長年のソフトバンクのiPhoneユーザーでしたが、ついに格安SIMへと移行しました。

事前に色々とリサーチしてた結果、選択肢がかなり多いことに気づき悩みましたが、その際に気づいたことや注意点などをまとめました。

ソフトバンクから格安SIMへMNP移転する場合

ソフトバンクの端末では、互換性のあるMVNO業者が無いため格安SIMでの運用ができません。

また、SIMロック解除は2015年の5月以降に発売されたスマホが対象となっており、しかも購入日から6ヶ月を経過しないとSIMロック解除はできません。

参考：ソフトバンクモバイルの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除（ソフトバンク公式）

SIMロック解除が可能なソフトバンクの端末は以下です。

SIMロック解除可能な2015年4月迄に発売された機種
BLADE Q+、301F、201HW、009Z、008Z

SIMロック解除可能な2015年5月以降に発売された機種
iPhone 6s、iPhone 6s Plus 、iPad mini 4、AQUOS CRYSTAL 2、AQUOS Xx、Xperia Z4、Galaxy S6 edge

上記以外の端末の場合はSIMロック解除が不可能なので、MNPで格安SIM業者へと移転する場合は、まず格安SIMが使えるスマホを用意する必要があります。

最初のステップでは、大きく分けて４つになり、それによって格安SIM業者選びが変わってきます。

  1. SIMフリースマホの新品、または中古のSIMフリースマホを買う
  2. docomoの中古スマホを買う
  3. auの中古スマホを買う（au VOLTE対応端末以外）
  4. MNP転出先で端末とSIMのスマホセットを購入する

１．SIMフリーの新品、または中古のSIMフリースマホを買う

amazonやヤフオク、中古携帯ショップなどでSIMフリー端末を入手すれば、MVNO業者の制限はなくどこでも好きな格安SIMを使うことができます。

キャリアに比べて月々のランニングコスト大幅に下がることを考えれば、一括でSIMフリー端末を購入して格安SIMで運用する方が長期的にみれば絶対に得です。

残ったソフトバンクの端末を中古ショップに売却して、SIMフリースマホの購入費用の足しにすればさらに初期費用を抑えることが可能です。

仮に3大キャリアから移行して、月6,000円ほど通信費が下がるとして、6,000円×12ヶ月で1年にすると72,000円の違いが出てきます。

キャリアから格安SIMに移行するだけで毎年新機種が買えてしまうほどの違いが出てきます。

appleストアなどで新品のSIMフリー版のiPhoneを購入する場合は、初期投資額が大きいので一括で端末を購入するのはためらいがちですが、長い目で節約効果を考えて行きたいところです。

iPhoneの購入の際に一括で買うのが厳しいという方は、appleローンを活用すれば12分割まで金利がゼロになるので積極的に利用していきたところです。

参考：appleローンについて（apple公式）

キャリアの2年縛りによる端末費用の実質0円というのは端末代金を「安く見せる錯覚」ですからね。

毎月5,000円以上の高額なパケット定額を2年縛りにすることで、しっかり端末の費用分と利益をがっつり回収しているわけです。

２．docomoの中古スマホを買う

MVNO業者の多くはdocomoから回線を借りて通信サービスを提供しているだけなので、docomoの端末を持って入れば、SIMロック解除不要で格安SIMがそのまま使えてしまいます。市場で人気が高く高値で取引されています。当然、売却する際も高く買い取ってもらえます。

docomoの端末を手に入れることが出来れば、簡単に格安SIMへと移行できますが、他のキャリアの端末に比べてdocomoの端末は中古市場でも人気が高く値段も高めです。

業者の選択肢は幅広いですが、docomoのAndroid端末だとはテザリングが出来ないことがデメリットです。

※ドコモのiPhone（iOS8以降～）はテザリング可能です。

３．auの中古スマホを買う

auと互換性のあるMVNO業者は「mineo」と「UQ mobile」の2社です。auの端末を入手すれば選択肢はこの2社ということになります。

  1. mineo（ケイ・オプティコム）
  2. UQ mobile（KDDIバリューイネイブラー）

au系の利点は、中古端末価格がdocomoよりも安めなこと、docomo系とは違い、auのAndroid端末で「テザリング」が使えることです。

wifiタブレットやノートパソコンなどのモバイル機器を常に持ち歩く人にとっては魅力的な選択肢ですね。

au VoLTE対応端末はSIMロック解除しなければmineo、UQ mobileなどのMVNOでの利用は出来ませんのでご注意ください。

【追記】auのiPhoneの格安SIM対応状況について

mineoがiOS9の対応状況、動作確認報告を出した結果、「au版のiPhone5S、iPhone5C」以外の端末で動作確認が取れたようです。

特にauのiPhone6、iPhone6Sがmineoでの運用が可能になったことは大きいです！

参考：iOS9での動作確認結果（mineo公式）

４．MNP転出先で端末とSIMのスマホセットを購入する

MVNO業者が用意している端末を購入しMNP移転する場合は、端末の選択肢が限られます。

市場で人気の高い機種を用意している業者はほとんど無く、安い端末が多いです。

ラインナップの中を見る限りでは「ASUSのzenfone2」がスペック的にも価格的にも最もコスパが高くて良いんじゃないでしょうか。

高画質なカメラとおサイフケータイが欲しい場合はSONYのXperia J1 Compactがオススメです。

３大キャリアへのMNPと違って大幅なキャッシュバックや端末一括0円のような案件はありません。

その分、通信料金が安いってことなんでしょうね。

でもたまに1万円ぐらいのキャッシュバックキャンペーンをやっている場合があるのでこまめにチェックです。

SIMフリースマホ、格安SIMのまとめ

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

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現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

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主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

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