DMMモバイルはオンラインゲームや動画配信サービスで有名な株式会社DMM.comが運営する格安SIMサービスです。

業界最安クラスの月額料金が魅力の格安SIMで、通信費を可能な限り抑えたいという人を中心に人気を博しています。

この記事ではDMMモバイルの料金や評判、キャンペーンなどの情報をまとめました。

格安SIMを検討する際の参考にお使いいただければ幸いです。

DMMモバイルのプランとオプションサービスの料金

DMMモバイルのプランと料金は以下のようになっています。

DMMモバイル基本プラン・料金

シングルコース

 データ容量通話対応SIMデータ通信SIM最低利用期間
ライト無制限1,140 円/月440 円/月12 カ月 ※
1GB1GB1,260 円/月480 円/月12 カ月 ※
2GB2GB1,380 円/月770 円/月12 カ月 ※
3GB3GB1,500 円/月850 円/月12 カ月 ※
5GB5GB1,910 円/月1,210 円/月12 カ月 ※
7GB7GB2,560 円/月1,860 円/月12 カ月 ※
8GB8GB2,680 円/月1,980 円/月12 カ月 ※
10GB10GB2,890 円/月2,190 円/月12 カ月 ※
15GB15GB3,980 円/月3,280 円/月12 カ月 ※
20GB20GB4,680 円/月3,980 円/月12 カ月 ※

※データSIMは利用開始月翌月末日まで

シェアコース

  容量データ3枚通話1枚+データ2枚通話2枚+データ1枚通話3枚
1GB480 円1,260 円1,960 円2,660 円
2GB770 円1,380 円2,080 円2,780 円
3GB850 円1,500 円2,200 円2,900 円
5GB1,210 円1,910 円2,610 円3,310 円
7GB1,860 円2,560 円3,260 円3,960 円
8GB1,980 円2,680 円3,380 円4,080 円
10GB2,190 円2,890 円3,590 円4,290 円
15GB3,280 円3,980 円4,680 円5,380 円
20GB3,980 円4,680 円5,380 円6,080 円

※最低利用期間はシングルコースと同じ
※1GB~7GBの場合はSIM1枚追加するごとに300円/月の追加SIM利用料がかかる

SMS手数料

 月額基本料金送信受信
SMS( 国内 )150 円 / 無料 ※3 ~ 30 円 / 通無料
SMS( 国際 / 海外 )無料海外へ発信 50 ~ 500 円 / 通
海外で送信 100 円 / 通
無料

※通話対応SIMは無料

事務手数料

 事務手数料
新規契約時3,000 円
プラン変更時無料
追加 SIM 利用料1 ~ 7GB プラン:月 300 円 / 枚
8 ~ 20GB プラン:無料
SIM カード再発行 / サイズ変更3,000 円
MNP 転出時3,000 円
通話対応 SIM 解約手数料9,000 円

DMMモバイルの基本プランはSIMカード1枚で利用する「シングルコース」とSIMカード2~3枚でシェアする「シェアコース」の2種類があり、それぞれ1GBから20GBまでの容量が用意されています。

DMMモバイルの売りはダイレクトに「プラン料金の安さ」で、1GBプランのデータSIMと、15GB、20GBプランのデータSIMおよび通話対応SIMはどれも業界最安値となっており、それ以外のプランも安い部類に入ります。

(ただし15GBと20GBはU-mobile MAXがデータ2,380円、音声2,580円で25GB使えるため実質最安)

かつては全てのプランで最安値を実現していましたが、最近は競争が激しくなったこともあり全プラン最安とはいかなくなっています。

ただそれでも格安SIM全体で見れば十分安い価格設定です。

シングルコースのみに提供されているライトプランは通信速度が遅い(200Kbps)ですがデータのみで月額440円、通話SIMも1,140円で利用できるので、サブ端末用に使ったり、LINEのみの利用など高速データ通信を使わなくても問題ない人におすすめです。

DMMモバイルはシェアコースもプラン料金は安いのですが、1GB~7GBプランでシェアコースを利用する場合はSIMカードを1枚追加するごとに月300円かかるので、追加する枚数によっては安さを相殺してしまうケースもあります。

1GB~7GBプランでシェアコースを利用する場合は、追加SIM利用料も考慮するのを忘れないようにしましょう。

回線については、DMMモバイルはドコモ回線を利用しているのでほぼすべてのSIMフリースマホとドコモのスマホが利用できます。

ドコモで購入したスマホはSIMロック解除をしなくても使えますが、Android端末の場合はテザリングができませんのでご注意下さい。

DMMモバイルのオプションサービス

データ関連

  • 追加チャージ(100MB/200円、500MB/600円、1GB/1,100円、繰り越しなし1GB/480円)

高速通信のデータ容量を拡充する追加チャージは100MB/200円、500MB/600円、1GB/1,100円、繰り越しなし1GB/480となっています。

少ない容量だとやや高いので、チャージするなら1GBがおすすめです。

チャージした容量は来月まで繰り越すことができるのですが、繰り越しなし1GBは追加月の月末までとなるものの半額以下の480円でチャージできます。

そのため、月末を挟まない形で500MB程度使うのであればこちらを選んだ方が安くつきます。

通話関連

  • DMMトークアプリ(無料)
  • 5分かけ放題(月850円)
  • 転送電話(無料)
  • 国際電話(無料)
  • 国際ローミング(無料)
  • 迷惑電話ストップサービス(無料)
  • 遠隔操作(無料)
  • スマート留守電(290円)

DMMモバイルは通話定額オプションとして「5分かけ放題」が用意されており、1回5分までの通話であれば回数制限なく何度でもかけ放題、5分を過ぎても半額の10円/30秒で通話できます。

5分かけ放題を使わない場合もDMMトークアプリのみを使えば常時半額で通話できます。

その他では惑電話ストップサービスや留守番電話などが使えますが、一般的な格安SIMで利用できるキャッチホンや留守番電話は利用できません。

留守番電話を使いたい場合は代わりにスマート留守番を利用しましょう。

セキュリティ関連

  • セキュリティオプション (月250円)

セキュリティ関連では「SecureAnywhereモバイル プレミアム」が利用できるようになるセキュリティオプションが用意されています。

SecureAnywhereはウィルスのブロックやフィッシングサイト・悪質アプリへのアクセスブック、紛失・盗難対策などあらゆる脅威に対応しながらも、軽快な動作で他のアプリの動作に与える影響の少なさが売りです。

利用開始月から2か月間は無料となっていますので、セキュリティに不安がある人はとりあえずこれを使えばよいでしょう。

ただしこちらはAndroid専用のアプリのため、iOSでは利用できません。

端末・サポート関連

  • 端末交換オプション(月350円)
  • つながる端末保証(月500円)
  • 安心パック(月500円)

端末交換オプションは端末を同時購入した際に加入できる端末サポートで、故障や破損、水漏れ等などで端末が使えなくなった際に交換してくれるサービスです。

一方、つながる端末保証は同時に購入した端末だけでなく、SIMフリースマホやキャリアのスマホも保証してくれます。

端末を同時に購入したときは端末交換オプション、そうでないときはつながる端末保証を適用しましょう。

「安心パック」は端末交換オプションと、前述の「セキュリティオプション」がセットになったお得なパックです。

別々に使うよりも100円安く、利用開始月から2カ月間はさらに200円安い月額300円で利用できます。

その他

  • DMM Wi-Fi by エコネクト (月362円)
  • タブホ(月500円)

DMM Wi-Fi by エコネクトは全国約70,000カ所で利用できる公衆無線LANです。

公衆無線LANを利用すればデータ通信容量が節約できますし、DMMモバイルが入りづらい場所や昼時などの遅い時間帯でも高速でインターネットを楽しめます。

「タブホ」は雑誌を定額で読める電子書籍サービスです。

どちらも必須のものではありませんので、必要に応じて契約しましょう。

DMMモバイルの回線速度は速い?遅い?

DMMモバイルの通信速度は、当サイトの計測ではお昼の時間帯以外はまずまずの速さです。

特別速いという訳ではありませんが、ブラウジングやSNSはもちろん、動画視聴やゲームもある程度快適に行える速度で安定しています。

月額料金が安いことを考慮すると十分でしょう。

お昼の時間帯は通信速度が大きく落ちるため注意が必要です。

ただドコモ系の格安SIMは全般的にお昼の時間は速度が落ちることを考えると、相対的に他の時間帯は安定している分、DMMモバイルは優秀であると言えます。

DMMモバイルを含む格安SIM各社の回線速度比較については以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2018-1/”]
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-12/”]
[clink url=”https://www.simfree-life.jp/mvno-sim-speedtest-2017-11/”]

DMMモバイルの評判ってどうなの?

DMMモバイルの評判としては、やはり料金の安さについては概ね高い評価を得ています。

とくにデータの1GBプランは業界最安値でデータ容量の繰り越しにも対応しているということで、ライトユーザーから高い人気を誇っています。

また大きな容量でシェアプランを利用する場合も、他社と比べてかなり安くてお得です。

一方、サポートに関しては悪い評判が目立ちました。

電話が非常につながりにくく、サポートを受けたい時に受けられないようです。

DMMモバイルは店舗を一切持っていないため、電話や対面などの直接的なサポートを受けたい人や初心者の人にはあまり優しくない格安SIMと言えるでしょう。

DMMモバイルのメリット・デメリット

DMMモバイルのメリット

  • 業界最安値の月額料金
  • 大容量プランならシェアコースもお得
  • バースト機能搭載
  • 高速通信時は速度制限なし
  • データ容量チャージが安い
  • DMM光とのセット割がある

DMMモバイル最大のメリットは月額料金が安いことです。

高速通信が使えないライトプランは440円、1GBプランは480円とワンコインでお釣りがくるほどで、他のプランもかなり安いため、安価に運用することを第一にしている人には魅力的でしょう。

ライトプランは高速通信が使えませんが、データを読み込む際に一時的に高速通信が利用できる「バースト機能」を搭載しているため、ブラウジングやSNSであれば快適に利用できます。

シェアコースは最大3枚までのSIMカードを追加して利用できるコースで、1~7GBまではSIMカード1枚追加するごとに月300円がかかるため枚数を増やすとメリットが薄れますが、8GB以上のプランであれば他社と比べてもかなり安い料金で複数のSIMを利用できます。

SIM1枚を使う場合でも、家族など複数枚で使う場合でもお得なのがDMMモバイルです。

また、DMMモバイルは同社の光回線サービス「DMM光」とセットで利用すると「DMM光 mobileセット割」が適用され、月額料金が500円割引されます。

他社にも光とのセット割はあるのですが概ね200円程度の割引なので、「DMM光 mobileセット割」の500円はかなり割引額が大きいと言えます。

もし家庭でDMM光を利用しているのであれば、スマホもDMMモバイルにすることで月額料金がお得になりますし、支払いも楽になるのでおすすめです。

DMMモバイルのデメリット

  • 低速通信時は3日間の速度制限がある
  • 留守番電話とキャッチホンがない
  • 店頭でサポートを受けられない

DMMモバイルは、高速通信時は容量を使い切らない限り速度制限がありませんが、低速時は3日間で366MB以上の通信を行うと速度制限にかかり、さらに遅くなってしまいます。

低速時の速度は速くないため、そこまでたくさんの通信を行うことはないかもしれませんが、短期間に大量の通信をし過ぎないようにしましょう。

次にDMMモバイルでは他社では当たり前にあるキャッチホンと留守番電話が利用できません。

留守番電話はスマート留守電で代用できますが、キャッチホンを使いたいという人は注意してください。

またDMMモバイルは店舗を持っておらず、対面でのサポートを受けることはできません。

コストを削減することで安い料金を実現しているので仕方がありませんが、初心者の人やあまり詳しくない人にとっては少しハードルが高いかもしれません。

DMMモバイルの現在実施中のキャンペーン(2018年6月現在)

DMMモバイルにて現在実施中のキャンペーンは以下の通りです。

DMM mobileをサクッとはじめてスカッとキャンペーン


「DMM mobileをサクッとはじめてスカッとキャンペーン」は、キャンペーン期間内に対象プランを新規申し込みすると、利用開始日翌月分より月額基本料が900円が3カ月間割引かれるというものです。

対象プランはDMMモバイルの音声プランで、契約するデータ容量は問いません。

キャンペーン期間は2018年5月24日(木)~2018年7月5日(木)となっています。

DMMモバイルで取り扱い中の端末

DMMモバイルで現在取り扱っている端末は以下の通りです。

※各端末のリンクをクリックすると当サイト内の端末紹介記事に飛びます

DMMモバイルは取り扱っている端末も多く、最新モデルであるZenFone 4シリーズをはじめ、多数の人気機種を取り揃えています。

性能的にはZenFone4、HUAWEI P10 Plus、HUAWEI Mate 9がミドルハイスペックでZenFone4 Selfie Pro、HUAWEI P10/P10 lite、ZenFone 3、HUAWEI nova、Moto G5 Plus、VAIO Phone Aがミドルスペック、ZenFone 3 Max、HUAWEI nova lite、arrows M03/M04、AQUOS SH-M04、PIXI 4がエントリースペックです。

ハイスペックからエントリーモデルまで幅広い端末が揃っているので、自分の求める性能を満たした端末を選ぶことができます。

DMMモバイルでiPhoneは使える?など移行に関する情報

DMMモバイルの申し込みはインターネットのみで可能です。

コスト削減で店舗を持たないため、店頭での申し込みやサポートは一切受けられません。

特にMNP手続きなどは経験者であれば問題ありませんが、初めての人は手順を確認し、電話が使えない時間が短くなるようスムーズな切り替えを心がけましょう。

移行については、DMMモバイルはドコモ回線を利用しているのでSIMフリースマホおよびドコモ系端末ならそのままSIMカードを挿すだけで利用できるので難しくありません。

iPhoneについてもドコモの端末であれば問題なく使えますし、auおよびソフトバンクのiPhoneでもSIMロック解除をすれば利用できます。

DMMモバイルのまとめ

DMMモバイルは料金の安さという直球のアピールポイントを持つ格安SIMです。

料金プランは1GB~20GBまで幅広く用意されていますし、どのプランも安めの価格で利用できます。

大容量プランならシェアコースもかなりお得なので、8GB以上の容量を家族で使う場合などでもおすすめです。

その反面店舗がなく対面サポートが受けられず、電話もつながりにくいなどサポート面は強くありません。

大手キャリアのように「わからないことがあってもとりあえず店舗に行けばなんとかしてくれる」ということがないため、手厚いサポートを求めている人や、ネットでの契約に不安がある人などにはハードルが高いかもしれません。

逆にある程度の知識があり契約や初期設定、多少のトラブルシューティングは自分でできるという人であれば、月額料金が非常に安く、通信速度も安定しているというDMMモバイルのメリットを十二分に享受することができるでしょう。

DMMモバイルへの申し込みは以下のリンクから可能です。

申し込み:DMMモバイル(公式)

2017年に入り、各社がSIMフリースマホを次々に投入した結果、その数はおよそ30機種以上にまで増えています。

色々と迷いたくない方、厳選したオススメ8機種のみを知りたい方は以下の記事をお読み下さい。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%8111%E9%81%B8%E5%AE%9A%E7%95%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%AF%94%E8%BC%83%EF%BC%81%E3%80%902016/”]

現在発売されている格安スマホ・SIMフリースマホのまとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e3%80%902016%e5%b9%b4%e7%89%88%e3%80%91%e5%a4%96%e3%81%95%e3%81%aa%e3%81%84sim%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%9b%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f/”]

主な格安SIM22社のサービス比較・まとめについては以下の記事をご覧ください。

[clink url=”https://www.simfree-life.jp/%e6%a0%bc%e5%ae%89sim22%e7%a4%be%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e4%be%a1%e6%a0%bc%e5%be%b9%e5%ba%95%e6%af%94%e8%bc%83%ef%bc%81%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%ab%e5%90%88%e3%81%a3%e3%81%9f/”]

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